新郎新婦の未来予想図

プロフィール紹介

将来なりたい自分をリアルに想像すると、その夢が叶うという話をよく聞きます。 新郎新婦の中にも、将来の自分を、しっかりと思い描いている人が、大勢いいるようです。 その一部を、ご紹介したいと思います。  【Q.10年後どうなっていたいですか?】 ♂仕事の面では、向上心を持って、 更にスキルアップできるように、 努力している自分でいたい。 今以上に幸せに、奥さんと子供達と、 暮らしていたい。♀目がつり上がっていることの ないようにしたい。 笑い皺いっぱいの私になっていたい。 ♂今と変わらない自分。♀子育てに奮闘しながら、 キレイな妻でありたい。 ♂お互いの良さを沢山見つけ出して、 愛情を益々深め、幸せで明るい家庭を 築いていたい。健康も大事!♀子供たちに囲まれて、 明るい家庭を築いている。 そして、二人は益々ラブラブ。 ♂今と変わらず、 忙しく毎日を過ごしていたい。♀素敵なママになっていたい。 ♂子どもが沢山。♀子どもが2人ぐらいいて、みんなで、 色んなところに出かけたりしたい。 ♂たくさんのバイクに囲まれている。♀一戸建てのお家を立てて、 笑顔のたえない明るい家庭にしていたい。 ♂平凡だが 明るい家庭の旦那になっていたい。♀平凡だが 幸せな家庭の主婦になっていたい。 ♂気持ちは今と変わらず若くいたい。 体型はもっと細く変わっていたい。♀思いやりを持って、 明るく楽しく過ごしていたい。 ♂2人の子どものお父さんになっている。♀3人の子どものお母さんになって、 楽しく暮らしている。 ♂年の半分は、 リゾートでのんびり暮らしたい。♀キレイで、デキる奥さんに、 なっていたい。 ♂一戸建てに住んでいたい。♀素敵なお姉さんでいたい。 ♂身体を鍛えて健康に! あちこち旅行にも行きたい。♀お料理上手な健康美人。 家族であちこち旅行に行けるくらい、 余裕があって欲しい。 ♂粋なお父さん。♀かわいいお母さん。 ♂子どもに好かれるお父さん。♀いつまでも変わらず若くいたい。 ♂みんなから尊敬される パパになっていたい。♀子どもが二人いて、 今と変わらず幸せ。 ♂忙しくても、いつも笑っていたい。♀家族が増え、忙しく生活しているが、 気持ちに余裕のある妻・母でいたい。 ♂子煩悩で平凡なオヤジになっていたい。♀今と変わらず能天気。 ♂髪の毛フサフサ。♀子どもを産んでも若々しく、 体型も変わらずに、 かっこいいお母さんになりたい。 ♂良きパパになっていたい。♀いつまでも若々しく 素敵なママでいたい。 ♂子どもとキャッチボールできるように 健康でいたい。 今着ている服が、着られますように。♀子どもにとって、自慢の母でありたい。 子どもと仲良しで、色んなところに お出かけしたい。 ♂妻・子どもに囲まれている アットホームパパ♀元気で声の大きい優しい妻。 ♂今のまま変わらず、 初心を忘れずにいたい♀付き合ってから今も、 何一つ変わらず仲良しだから、 10年後だって30年後だって、 このまま仲良し。 本人が特定できないよう、多少表現を変えてご紹介しました。    ♡ いかがでしたでしょうか? なりたい自分…。 それは年を重ねるごとに、また環境の違いによっても、変わっていくかもしれません。 でも、常になりたい自分を思い描き、そのためにどんどん行動を起こしていく、それはとても大切なことだと思います。 すでに結婚されている人は、運命の人と出逢い、愛を育んでいる過程で、入籍のことや、結婚式のことを、思い描いてきたからこそ、その夢が叶ったのでしょう。 すでに結婚されている人も、これからの人も、常に幸せな未来を思い描き、それに向かって一歩一歩進んで行って欲しいと思います。 もちろん愛する人と共に…    ♡ この続きはまたの機会に、ご紹介したいと思います。続きを読む

どんな家庭を築きたいですか?

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好きな人ができると、交際・入籍・結婚式・出産…と、はるかかなたの未来にまで、どんどんと夢が膨らんでいきます。 結婚式を迎えた新郎新婦は、どのような家庭生活を、思い描いているのでしょうか?  【Q.どのような家庭を築きたいですか?】 ♂新郎 楽しい家庭明るい家庭毎日幸せな家庭笑いの絶えない家庭 普通の家庭 気楽な家庭落ち着ける家庭くつろげる家庭安らぎのある温かい家庭なるべくケンカをしない家庭 会話重視の家庭友達のような家庭理解し合える家庭 お互いに隠し事のない家庭お互いに何でも言い合える家庭 友達がたくさん来てくれるような家庭 ♀新婦 幸せな家庭楽しい家庭明るい家庭賑やかな家庭笑いの絶えない家庭 平凡な家庭 安らげる家庭居心地の良い家庭ほのぼのとした家庭のんびりと落ち着ける家庭 オープンな家庭何でも話せる家庭何でも相談しあえる家庭思いやりのある家庭 お互いに協力し合う家庭お互いに支え合える家庭お互いに助け合える家庭お互いを尊重し合える家庭 みんなに自慢できるような家庭人が集まってくるような家庭友人に「また遊びに来たいな」と 思ってもらえるような家庭 健康でいられる家庭家に帰ったら心が和むような家庭早く家に帰ってきたくなるような家庭仕事から帰ったら、 ホッとできるような家庭やっぱりうちが一番と、 思ってもらえるような家庭    ♡ 以上、多い答えを集めてみました。 中でも、一番多いのは、新郎新婦共に、「明るく楽しい家庭」でした。 また、「普通の家庭」と答えた新郎、「平凡な家庭」と答えた新婦が、意外と多いのも印象的です。 逆に、金銭面や物質面の豊かさを挙げた人は、いませんでした。(披露宴用だから…かも?)    ♡ 新郎・新婦を比べてみると、同じような答えが多いのですが、全体を見てみると、微妙な違いに気付きます。 新郎は、仕事など外での疲れや苦労を、家で癒したいと考え、新婦は、家庭を癒しの場所にしてあげたい、健康面にも気を配ってあげたい、そう思っているようです。 その代わりに、お互いに◯◯し合い…という答えが、新婦側に多く見られます。 意識するしないに関わらず、守って欲しい・助けて欲しいと、感じているからかもしれません。 つまり自然と、男性らしさ、女性らしさというものが、答えに現れているように思われます。 また新郎新婦共に、「人が……ような家庭」「友人が……ような家庭」という回答があります。 これからは夫婦として、夫・妻として、外部との関わりを大切にしていきたい、そんな気持ちが伝わってきます。    ♡ こんな家庭を築きたい… あなたが描いている理想の家庭を、あなたが愛する人と共に、ちゃんと築いていけますように…続きを読む

「出逢いは知人の紹介」の裏?

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結婚披露宴でおこなわれる、新郎新婦のプロフィール紹介。 お二人の馴れ初めについても、必ず紹介されることと思います。 そんな中で、「出逢いは知人の紹介」というケース、かなり多いものです。 知人って一体、誰のことなのでしょうか?  自分の生い立ちを紹介されるのって、結構照れ臭いもの。 特に二人の馴れ初めについては、両親や親戚、上司などもいる手前、・あまり詳しく言いたくない・本当のことは言いたくないそう思ってしまうものでもあります。 そんな時に便利なのが、「知人の紹介」という言葉。 ですから、この「知人の紹介」には、幅広い意味が含まれているものなのです。 ケース1「お見合い」 本当に「知人の紹介」で、出逢ったケースです。 友人でもない…親戚でもない… 紹介してくれた人との関係性を、うまく表現することができない、そんな場合に使われるのが「知人」という言葉です。 また、「母の友達の友達のまたその友達」とか、「友人のお姉さんの知り合いの妹」とか、関係性がとても複雑な場合もあります。 聞き手が理解しにくい、そこまで説明する必要はない、そんな場合にも「知人」という言葉を使用することになります。 ケース2「結婚相談所」 結婚相談所など、業者や専門家の手を借りたケースです。 利用している人は限りなく多いのに、「結婚相談所で出逢いました」そう紹介するケースは、極めて希です。 結婚に対して必死だった、そのような印象を与えたくないと、思うからでしょうか。 おかしいことでも、悪いことでもないのに、知られたくないと感じている人が、意外と多いようです。 ケース3「お見合いパーティー」 結婚相手と出逢うことを目的としたもので、婚活パーティーとも言われています。 知られたくないという理由は、結婚相談所のケースと同様です。 ただ、1対1ではないためか、結婚相談所以上に、気にする人が多いようです。 ケース4「合コン」 お見合いパーティーと、類似しているのがこの「合コン」。 これだけ合コンがおこなわれている時代、合コンで知り合って結婚というのは、ごく自然なことだと思われます。 しかし、世代などによっては、あまり良いイメージを持っていない人が、いることも否定できません。 ですから特に女性は、軽い女に見られるのでは?などと、誤解をされてしまうことに、不安を抱く人が多いようです。 ケース5「インターネット」 インターネットでの出逢いには、色々なものがあります。 フェイスブックなどのSNS、婚活サイト、出会い系サイト…etc その中でも特に、出会い系サイトで知り合った人は、偏見を持たれるのではないかと、心配している人が多いようです。    ♡ 1お見合い2結婚相談所この二つに関しては、「知人の紹介」と言えるでしょう。 3お見合いパーティー4合コンこの二つに関しては、誰かが企画して開催されるものであるため、企画してくれた人を「知人」とすれば、「知人の紹介で出逢った」と、言えるのかもしれません。 5インターネットSNSやサイトも、誰かの手によって運営されているため、解釈の仕方によっては、知人の紹介と、言えなくもないのかもしれません。    ♡ プロフィール紹介では、言いたくないことは言わなくていい、何でも包み隠さず言う必要はない、そう思います。 ただし、気をつけなくてはならないのが、出席者によるスピーチです。 スピーチをする人が、出逢いについて真実を知っている場合には、そのことをスピーチに取り入れる可能性が、高いと考えられます。 先ほど説明した通り、1〜5、全てのケースで、「知人の紹介で出逢った」と言っても、嘘はついていないことになるでしょう。 しかし、3〜5については、極めて微妙な表現です。 つまり、表現の違いによって、プロフィール紹介とスピーチとで、辻褄が合わなくなってしまう危険がある、ということなのです。 例えばスピーチで、 「新婦はあの合コンで、 圧倒的な人気を集めていました」 「結婚相談所で素敵な人と出逢えた、 そう報告を受けた時は、 自分のことのように嬉しかった…」 このように、スピーチによって、隠していたことが露見してしまう可能性があるのです。 そうすると「さっきのプロフィール紹介では、 知人の紹介って言ってたよね? あれって合コンのことだったんだ」 かえって隠したいことが、強調されてしまうことだってあり得ます。    ♡ 一生に一度の大切な日、バレたら嫌だな…そんなドキドキは、したくないものです。 ですから心配や不安がある時には、・表現方法を変える・スピーチをしてくれる人と すり合わせをする など、対策を考える必要もあるということを、ぜひ知っておいて欲しい…そう思います。  ※本文中の内容は、  出逢いの手段について意見や否定を  しているものでは決してありません。  誤解なきようお願いいたします。  続きを読む

プロポーズの言葉

プロポーズ

プロポーズは、ただ「YESの返事を貰えれば良い」というものではありません。 多くの女性が憧れを持っており、一生に一度の大切なものでもあります。 では実際に、みんなどのようなプロポーズの言葉を、贈っているのでしょうか?  プロポーズの言葉といえば、特別なものというイメージがあります。 映画などでは、まるで詩のような、美しい言葉も使われています。 現実にあんなロマンチックな言葉を、贈っているのでしょうか? 実際に新郎新婦からお聞きした、「プロポーズの言葉」を、ご紹介していきたいと思います。 勝手に分類してみました。    ♡ 圧倒的大多数・結婚してください 単刀直入に…・結婚しよう・結婚しようよ ちょっぴり遠慮がち…?・結婚しようか・結婚したいね・僕と結婚してくれるかな?・籍、入れますか?・結婚しようと思うんだけど… 転勤に結びつけて…(海外赴任が決定し)・一緒に行こうよ(地方への転勤が決まり)・一緒に来てください・転勤なので結婚しますか? お願い型・早く帰るようにするから、 夕飯を毎日作ってください・俺を幸せにしてください・幸せにしてね・住むところを一緒に探して欲しい・俺についてきて欲しい・誕生日に欲しいものがある、 お前が欲しい・これからもずっと一緒にいてください 予定提示型・一年後ぐらいにする?・来年の春くらいかな?・そろそろだね・いつ親に報告しようか? 亭主関白型?・俺が一生守ってやる・俺についてこい 対等型・一緒に幸せになろう・ずっと一緒にいよう・一緒に、 おじいちゃん・おばあちゃんになろう・二人でいい人生を送ろう 約束型・一生大事にします・結婚記念日は絶対忘れないからね・10年後にお家を買ってあげるね ご両親への挨拶がプロポーズ・◯◯さんをください!・結婚させてください!    ♡ やはり、一番多いのは、「結婚してください」でした。 定番ではありますが、ストレートでわかりやすいため、この言葉を選ぶ人が多いのかもしれません。 「言われたいプロポーズの言葉」とも、一致しているようです。 全体的にほとんどがシンプルなもので、詩的なものや、映画のセリフみたいなものは、ありませんでした。 逆に、これがプロポーズの言葉?プロポーズだって気づいて貰える?そう思うようなものもありましたが、当人にはちゃんと伝わったようです。 実は「内緒です!」と、話して貰えないことも多々あります。 二人だけの秘密にしたい、胸にそっとしまっておきたい、そう思うのも、それほど大切な言葉だからでしょう。    ♡ 長い結婚生活の中では、色々な試練も訪れることでしょう。 そんな時ふと、プロポーズの言葉を思い出せたら、そこからまた新鮮な気持ちで、愛を育んでいけるのではないでしょうか。 プロポーズの言葉、一生大切にして欲しい…そう思います。    ♡ なお、プロポーズを、「した」「しない」に関しては、こちらの前回記事をご覧ください。続きを読む

プロポーズ、あり?なし?

プロポーズ

披露宴の打ち合わせで、当日紹介するしないは別として、必ずお聞きするのが、プロポーズについてのこと。 あなたはプロポーズを、 しましたか?されましたか? したいですか?されたいですか?  結婚式を挙げるのですから、結婚の意思表示や承諾は、きっとあったはずなのですが… 【Q.プロポーズはしましたか?】 答えは3パターン1.プロポーズはしていない2.自然の成り行きでおこなった3.計画的におこなった 1.プロポーズはしていない 日常会話の中で、普通に結婚の話をしているため、敢えてプロポーズという形を、取らなかったというのが、どうやら真相のようです。 しかし、「本当はちゃんと、 プロポーズして欲しかった」それが女性の本音でもあるようです。 2.自然の成り行きでおこなった 計画的ではないけど、そろそろプロポーズしようと思っていて、なんとなく言えるタイミングがあったため、さらっとプロポーズしたというケースです。 ・道を歩いている時・テレビを見ている時・買い物帰りの車中・コンビニの駐車場…etc 感想はというと… 「ちゃんと言葉にしてくれて、 とっても嬉しかった」 「これまでなんともなかった場所が、 素敵な思い出の場所になった」 「えっ?今?ここで?と、 突然のプロポーズに驚いたが、 予期していなかっただけに、 ものすごく嬉しかった」 「結婚のことや将来のことを、 考えていないように見えて、 実はきちんと考えてくれていたのだと とても感激した」 「付き合いも長いし、 結婚の準備も進めていたので、 まさかプロポーズしてくれるなんて、 思っていなかった。嬉しかった」 やはり、シチュエーションはどうであれ、プロポーズしてくれたことに対し、素直に嬉しかった人が多いようです。 でも、こんな感想も… 「嬉しかったけど、 せっかくのプロポーズなのだから、 せめて場所を選んで欲しかった」 「ロマンチックなものを期待していたのに、 ムードも何もなく残念だった」 さらに、こんなことも起こり得る… 新郎「ちゃんとプロポーズした!」新婦「プロポーズされていない!」 本人はプロポーズしたつもりが、相手には気づいて貰えなかったという、とても残念なこともあるようです。 3.計画的にプロポーズした 何日も何ヶ月もかかって計画した上で、プロポーズする人もいます。 ロマンチックな場所を選んだ人・海・夜景・ディズニーランド・オシャレなレストラン…etc 思い出の場所を選んだ人・出逢った場所・初めて一緒に食事をしたお店・愛の告白をした場所…etc プレゼントを用意した人・大きな花束(年齢と同じ本数など)・ブランドのバッグなど・ずっと欲しがっていたもの…etc 部屋に入ったら…・手作りの料理が用意されていた・風船だらけになっていた…etc その他、直接聞いたことはありませんが、・フラッシュモブ(注1・友人たちを巻き込んだサプライズ、・打ち上げ花火…etcかなり大掛かりなものまであるようです。 (注1「フラッシュモブ」とは、インターネット上や口コミで呼びかけた不特定多数の人々が申し合わせ、雑踏の中の歩行者を装って通りすがり、公共の場に集まり前触れなく突如としてパフォーマンス(ダンスや演奏など)を行って、周囲の関心を引いたのち解散する行為。 引用 ウイキペディア 日本では代行業者のプロデュースによって行われることが多い。イベントスペース・飲食店・映画館などで、一般人を装ったダンサーが突然踊り出し、そこに本人も加わってかっこよくパフォーマンスを行ったのち、プロポーズをするというもの…など。    ♡ 言葉に出さなくても、想いが伝わっていればそれでいい…そう思っている人もいるでしょう。 最近は電話やメールなどで、プロポーズされたという話も、耳にするようになりました。 直接だと照れ臭い、断られたら気まずい、そのような理由があるようです。 でも、プロポーズに対する憧れを、幼い頃から抱いていたという人も、特に女性には多いものです。 また、プロポーズは、単に相手を喜ばせるためだけでなく、これから結婚生活をしていく上での、自分自身の覚悟にも繋がります。 プロポーズされた側にも、結婚への自覚と責任が生まれます。 お互いの愛を、より深く強いものにするためにも、直接ちゃんと言葉に出して、プロポーズしてはいかがでしょうか。  ※本文中の内容は、  プロポーズを強要するものでも  特定の手段を否定するものでも  決してありません。  誤解なきようお願いいたします。続きを読む

出逢いは足元にあった?

出逢い

ここ数年、いつでもどこでも、スマホを見ている人が多くなりました。 危険であることはもとより、周りで起こっている出来事などを、見過ごしている可能性もあります。 あなたは大切なこと、見逃してはいませんか?  雄一さんも、スマホの画面を見て過ごすことが、とても多い人でした。 歩きながらも、電車を待つ時も、電車に乗っている時も、気がつけばスマホを見ていたのです。 ところが、その日の会社帰りは違いました。 ここ数日、仕事がとても忙しく、かなり疲れが溜まっていたため、スマホの画面を見る元気もありませんでした。 珍しくスマホはカバンに入れたまま、ぼんやりと周りの景色を眺めながら、駅に向かって歩いていました。 そして、そのまま駅の改札口を抜け、ホームへ向かおうとしたその時、足元に何かが落ちていることに気づきました。 定期入れでした。 改札口が近かったため、雄一さんはすぐに駅員さんに届けました。 ちょっとだけいいことをしたかも…そんな清々しい気持ちになったのも、久しぶりのことでした。    ♡ それから数日後… 会社帰りに、またいつものようにスマホを見ながら、駅のホームで電車を待っていると、電話の着信がありました。 知らない番号からでした。 ちょうど自分の乗る電車が、ホームに入ってきたところでしたが、仕事関係の人からかもしれないと思い、その電話に出てみました。 すると… 「あの… 定期を拾っていただいた者ですが…」女性の声が聞こえてきました。 ああそういえば… 仕事に追われ、そんなことはすっかり忘れていました。 「お礼に、ぜひお食事でも…」彼女はそう言いました。 しかし、別に大したことをしたわけではないし、お礼などのお気遣いはいらないと、雄一さんはきっぱりお断りしました。 ところが、彼女の会社もこの駅のすぐ近くで、ちょうど帰るところだというのです。 「もしよかったら、 これからお会いできませんか?」と。 その日は特に何も予定がなかったため、「では、お礼とは関係なく、 一緒に食事に行きましょうか」と、その日に会うことを了承しました。    ♡ 結局その日は、ご馳走になってしまった雄一さん。 「では、次は僕に奢らせてください!」 それはごく自然の成り行きでした。 お互いの会社も近かったことから、以降お二人は会社帰りに、度々食事に行くようになり、自然とお付き合いが始まったのです。 そして2年の交際を経て、結婚の日を迎えることとなりました。    ♡ あまりにでき過ぎた話で、そんなこと実際にあるはずない、そう思うような出逢いでした。 あの日、もし雄一さんが、いつものようにスマホの画面を見ていたら、落ちていた定期入れに気づくことも、このお二人が結婚することも、きっとなかったことでしょう。 スマホの画面から、ちょっと目を離してみたら、あなたも足元に、幸せに繋がる何かを、発見できるかもしれません。  ※本文中の内容は、  事実に基づくフィクションです。続きを読む

プロによる披露宴余興の賛否

余興

結婚披露宴でのスピーチや余興は、年々、減少傾向にあります。 それにより、余興をプロに依頼しようという人も、増えているようです。 あなたはプロによる余興に、賛成ですか?  お祝いの席だからおめでたい演出を…出席者が楽しんでくれる余興を…そう考える人は多いはず。 しかし出席者の中に、芸達者な人がいるとは限りません。 かといって、お食事だけのご披露宴では、間が持たないのでは…? そう悩んだ時に頼りになるのが、イベント企画会社です。 披露宴向きの演出や余興が、数多く用意されています。 例えば・マジックショー・歌謡ショー・獅子舞・餅つき・フラッシュモブ…etc 出演者はプロですから、もちろん最高のパフォーマンスを、おこなってくれるはずです。 しかし、素晴らしいから好評とは、一概に言えないこともあるようなのです。 こんなこともありました。    ♡ あるご披露宴では、出席者によるスピーチも余興も、程よく入っていました。 本来ならばそれだけで十分でした。 しかし、このご披露宴では、和装から洋装へのお色直しに、長めのお時間が予測されていたのです。 新郎新婦はお色直しの間、出席者が退屈してしまうのではないか?そう心配していました。 そこで思いついたのが… 歌謡ショーでした。 歌謡ショーと言っても、有名な歌手を呼ぶほど予算はありません。 その結果、歌手に司会をお願いしよう、ということになりました。 プロの司会者には色々な人がいます。・司会専門・アナウンサー・落語家・俳優・声優・歌手 など ですから、歌手に司会をお願いし、お色直しの間には、歌って貰おうと考えたのです。 出席者による余興の中に、歌は入っていなかったため、きっと楽しんで貰えると思いました。 選ばれた司会者は、一般的には名前を知られていませんが、国内外で活躍する歌手でした。 新郎新婦の期待通り、出席者を飽きさせることなく、司会としても歌手としても、素晴らしい仕事をしてくれました。 ところが… 披露宴後に出席者から、苦情が寄せられました。 「司会者にばかり歌わせて、 俺たちには1曲も歌わせなかった。  司会者は司会をするもので、 普通、歌なんか歌わないだろう?  なんで俺に歌わせないんだ!」と。    ♡ 新郎新婦の想いは残念ながら、一部の出席者には伝わりませんでした。 披露宴というものに対する認識に、大きなズレが生じたのです。 新郎新婦には、自分たちが不在の時に、出席者に何かをおこなって貰うのは、失礼だという認識がありました。 ですからお色直し中、出席者に歌って貰うということは、全く考えていなかったのです。 一方この出席者は、新郎新婦がいるいないに関わらず、他人に歌わせる時間があるなら、自分が歌いたかったと思ったのでした。 実際、時間の都合などにより、お色直し中に出席者のスピーチや歌を、入れざるを得ないケースもあります。 しかしそのような場合には、「新郎新婦のいない間にやらされた」と、気分を害される方もいらっしゃいます。 ですから、何が良くて、何が悪いのかは、新郎新婦や出席者次第としか、言いようがありません。 つまり同じことをおこなっても、とても喜ばれる場合と、クレームにまで発展する場合など、真逆の結果になる可能性があるからです。 人の心というのは、本当に色々と難しいものです。 新郎新婦に対して、また出席者に対して、素敵な時間を過ごして欲しい、その想いは双方変わらないはずなのに…。    ♡ 今回は歌について書きましたが、他の余興については、また別の機会に書いてみたいと思います。  ※本文中の内容は、  事実に基づくフィクションです。  尚、プロによる余興を、  否定するものでも、  肯定するものでもありませんので、  誤解なきようお願いいたします。続きを読む

結婚式で間違えられる?

ハプニング

世の中には間違いって、よくあることです。 しかし、間違えられる側からすると、あまり気持ちの良いものでは、ないことでしょう。 ましてそれが、結婚式の日だったとしたら… もしあなたなら、どのように感じるでしょうか?  例1 名前を間違えられた 名前に関しての間違いは、2パターンあります。 1つ目は読み間違いです。 例えば「幸子」さん。「さちこ」さんなのか、「ゆきこ」さんなのか、字を見ただけではわかりません。 よくスピーチをする際に、席次表を見ながら話す人がいます。 新郎新婦の名前を間違えないよう、確認するためだと思われます。 しかし当然のことながら、フリガナはありません。 頭ではちゃんとわかっていても、特に緊張をしている場面では、つい間違えてしまうこともあります。 マイクを通して、「何だっけ?」と、助けを求める人がいますが、あまり良い方法だとは思いません。    ♡ 私には、こんな経験があります。 苗字ですが、「東海林」さん、という方がいました。 この方の場合、「とうかいりん」さんが、正しい読み方でした。 ご紹介の際、出席者の一人が飛んで来ました。 「しょうじって読むんだよ。 そんなこともわからないのか?」そうお叱りを受けてしまいました。 苗字でもう1つ。 「浅見」さんという方がいました。 「あざみ」さんと読みます。 後で出席者の一人に、「あんた訛ってるなあ、 どこの生まれ? さっきあんた、 あさみをあざみって言ったよな」と。    ♡ お名前の間違い2つ目は、そもそも名前を、間違って認識しているケースです。 読み間違えなら、ダメにしても理解はできます。 しかし、どう間違ってもそうは読めない、そういうケースもあるのです。 つまり、「幸子さん」を「真由美さん」と、言ってしまうようなケースです。 その「真由美さん」は、一体どこから出てくるのでしょう。 例えば新婦の名前を、お母様・お姉様・妹様の名前と、間違って認識していることもあります。 両親知人やご親族に多いパターンです。 これはまだセーフかもしれません。 新郎・新婦の名前を、元恋人の名前と間違えるケースも。 あってはならない間違いです。 全く関係ない人の名前が出て、新郎新婦も出席者も、全員「ん?」となってしまうという、とても不可解なこともあります。 何れにしても、間違えられた方にしてみれば、あまり良い気持ちはしないものです。 新郎新婦の名前に関しては、あっ!っと疑問や不安を持った際には、あやふやな読み方をせず、「新郎」「新婦」と呼ぶことで、間違いを防ぐことができます。 例2 間違えられる ある新郎は53歳・初婚でした。 長年の夢がついに叶い、念願の結婚式がおこなわれました。 ところが、美容室で間違えられ、写真室で間違えられ、会場係にまで間違えられたのです。 何度もこう呼ばれました。 「お父様」と…。 確かに53歳ならば、結婚式を迎える子どもがいても、おかしくはありません。 しかし、オーダーシートには、年齢も記入されているはずです。 待ちに待った結婚式にも関わらず、とても気分を害されたようでした。 また他の宴席では、お父様が間違えられたケースもありました。 「お祖父様」と何度も間違えられ、かなりお怒りのご様子でした。    ♡ 間違い… 場合によっては、大問題に発展する可能性もあります。 結婚式・披露宴の席では、最も気をつけたいことの一つです。 ※私個人の意見でありますこと、  ご理解ご了承ください。続きを読む

出逢いは偶然?それとも…?

出逢い

人生で起こることは、「偶然」ではなく「必然」だと、よく耳にします。 人と人との出逢い、特に新郎新婦の出逢いには、神秘的なものを、感じずにはいられません。 全く予期しない場所で、結婚相手と出逢っている人、本当に多くいらっしゃいます。 このケースもそうでした。  佳子さん(仮名)は、30歳。 会社では新人教育を担当するなど、責任ある立場になってきました。 仕事に加えて後輩の指導をする日々は、心身ともに疲労が大きく、休日は一日中家に閉じこもり、もっぱら食べることと寝ることで、ストレスを解消していました。 ところが気になるのは、最近ちょっと太り気味であること。 運動しないとヤバイな…と、思い始めていました。 しかし、自分に甘い佳子さんは、ジョギングやストレッチなど、自分一人で黙々とおこなうものは、続けられる自信がありませんでした。 そこで思いついたのは「水泳」 実は佳子さん、高校時代には水泳部に所属しており、県大会での優勝経験もあるほど、優秀な選手だったのです。 高校卒業と同時にやめてしまいましたが、水泳だったら続けられそうです。 そういえば家からそう遠くない場所に、設備の整った大型のプールがあることを、思い出しました。 とりあえず見学に行ってみよう、そう思いました。 噂に聞いていた通り、立派な建物でした。 また泳げる!と、高校時代を思い起こし、ワクワクしながら建物に近づきました。 ところが… 「清掃のため本日休業」 という張り紙がありました。 あ〜あ、せっかく運動する気になったのに…と、がっかりしてしまいました。 また来週の休みに出直すしか、ありません。 それまでに気が変わっちゃうかも。 そんな風に思いながら帰りかけた時、女性から声をかけられました。 「あちらのテニススクールの者です。 見学していらっしゃいませんか?」と。 女性が指し示す方向を見ると、通りを渡った向こう側に、体育館のような建物がありました。 その建物の中に、テニスコートがあるようです。 テニスに興味はありませんでしたが、せっかくここまで来たのだからと、その女性について行きました。 できたばかりの綺麗な施設。 みんな楽しそうにレッスンを受けています。 先ほどの女性だけでなく、どのスタッフも親切で感じが良く、丁寧に説明してくれました。 「体験レッスンもできますよ。 無料なのでいかがですか?」 テニスの経験は体育の授業だけでしたが、もともとスポーツが得意な佳子さんは、ちょっとやってみたいなという気持ちに、なっていました。 「はい、お願いします!」 やってみると、これが楽しい楽しい。 さらに、「運動神経抜群ですね。 素晴らしいなあ〜」と褒められ、すっかりいい気分に。 「検討します」と言うつもりだったのが、「入会します」とつい言ってしまったのです。 そして次のお休みから週一で、通うことに決定しました。    ♡ あの日から1年、佳子さんは結婚式を挙げました。 新郎は、あのテニススクールの、インストラクターでした。 佳子さんはすぐに上達し、スクールだけではなく、プライベートでも、彼とテニスを楽しむようになり、自然と交際がスタートしたそうです。 おじいちゃんとおばあちゃんになっても、ずっと二人でテニスを楽しみたい、佳子さんは、幸せいっぱいの笑顔で、そう話してくださいました。 ちなみに水泳は? 「結局行きませんでした」と。    ♡ もしもあの日、スイミングスクールが営業していたら、二人は出逢っていなかったでしょう。 いえ、もしかしたら、水泳を思いついたのも、あの場所に行ったのも、テニススクールで働く新郎と、出逢うためだったのかもしれません。 運命のレールって、どこに向かって敷かれているのか、全くわからないものです。  ※本文中の内容は、  事実に基づくフイクションです。続きを読む

披露宴で言われたくないこと?

スピーチ

結婚披露宴のスピーチを頼まれ、何をどう話せば良いか悩んだ経験、ありませんか? そんな時、本やネットでスピーチ例などを調べ、そのまま使っちゃうことも、あるかもしれません。 でも、当たり障りのないスピーチをしたつもりが、実は誰かの心を傷つけてしまうことも、無いとは言えないのです。 例えばこんなことも…  雅恵さん(仮名)は、大学時代に出逢った彼と、およそ8年の恋愛期間を経て、結婚式の日を迎えました。 その雅恵さんが、司会進行の打ち合わせで、初めにおっしゃった言葉は、 「出産や子どもに関する話は、 いっさいしないでください」 というものでした。    ♡ 雅恵さんには、あるご病気の経験がありました。 そしてそれによって、出産が望めないお身体に、なってしまったのだそうです。 彼はそのことを知っていましたが、彼のご両親には話していませんでした。 彼は長男であるため、ご両親はきっと後継を期待しているはず。 ですから雅恵さんは、彼のことは大好きだけど、結婚は諦めようとさえ思っていました。 彼は、「俺は雅恵と結婚したい。 子どもを産んでくれる人と、 結婚したいわけではない」そう言ってくれました。 しかしご両親のお気持ちを考えると、なかなか踏み切れません。 結婚まで8年かかってしまったのも、そのためでした。 「世の中には様々な理由で、 子どもを産めない人も、 産まない人もたくさんいる。  結婚したらからといって、 必ず子どもを産まなきゃいけない、 そういう決まりがある訳じゃない。  親にとって孫が生まれることよりも、 自分たちの子が幸せになることが、 一番嬉しいんじゃないのかな。」 彼のそんな言葉に、ようやく結婚を決意した雅恵さんでした。    ♡ そのような経緯から、出産や子どもの話には、絶対に触れないで欲しいというのが、雅恵さんの願いでした。 祝電に関しても、「お子様の誕生を楽しみにしています」といった出産を期待するような文章は、全て削除して欲しいとのことでした。    ♡ しかしスピーチまでは、どうすることもできません。 やはり… 「子どもを産んで初めて一人前です。 早く親御さんを安心させてください」 「美男美女のお二人ですから、 きっと可愛い赤ちゃんが 生まれるに違いありません」 「ご両親に孫を抱かせてあげることが、 一番の親孝行です」 「お祖母様もひ孫の誕生を、 心待ちにしていることでしょう」    ♡ 披露宴のスピーチで、子どもの話は定番中の定番です。 スピーチをする方々に、悪気がないのはわかっています。 出席者は事情をご存知ないので、仕方ないことでもあります。 でも、雅恵さんはそれによって、これまでの人生で最も幸せなはずの、結婚式・披露宴の日にもかかわらず、とても辛い気持ちや罪悪感に、包まれることになってしまいました。    ♡ 実はこのような方、決して少なくないのです。 その理由は様々で、お身体の事情、お仕事の事情、経済的な事情、環境や思考によるもの…なども。 又このケースは、 新婦がそういう事情でしたが、出席者の中にも同様の悩みを、抱えている人がいるかもしれません。 せっかくのお祝いの気持ちが、誰かを傷つけてしまうなんて、とても残念でなりません。 スピーチ文例は、スピーチが苦手な人や、スピーチに慣れていない人には、とてもありがたい救世主です。 しかし、あくまで文例です。 そのまま使うことが、必ずしも良いとは言えません。 そこに、ほんの少しの思いやりを加えること、それがとても大切ではないかと、私は思います。  ※本文中の内容は、  事実に基づくフィクションです。  尚、スピーチ文例の本などを、  否定するものでは決してありません。  上手く活用していただきたい、  そう願っています。  誤解なきようお願いいたします。続きを読む