結婚への想いと、愛の行方

出逢い

結婚生活には、たくさんの幸せがある一方、たくさんの試練もあるようです。 そもそも人は、なぜ結婚するのでしょうか。 愛する人と一緒にいたいから?幸せになりたいから?寂しいから? それとも…  加代さん(仮名)には、交際している大好きな彼がいました。 彼も加代さんのことが大好きでしたが、たった一つだけ、問題があったのです。 それは、彼が既婚者だということでした。 彼は旅行関係の会社を、経営していました。 大きな会社ではなかったため、社長である彼も、時にはツアーコンダクターを、担うことがありました。 二人にとって、その時がチャンスでした。 加代さんは臨時スタッフとして、そのツアーに同行するのです。 海外ツアーともなれば、1週間、10日と長期に及びます。 もちろん仕事ですから、旅行者のお世話をしなくてはなりません。 しかし、その間ずっと、二人は一緒に過ごすことができるのです。 それも何の心配もなく… そんな二人の関係は、彼の家族に知られることなく、気がつけば7年にもなりました。 彼は今も将来的にも、加代さんとの結婚は全く考えておらず、加代さんもそれを重々承知していました。 それでも、加代さんは彼のことが好きだったのです。 結婚できなくたっていい、ずっとこの幸せが続けばいい、そう思っていました。 しかし、加代さんも気がつけば30代後半。 周りの友人たちも次々と結婚し、ママになっている人もいます。 幸せな家庭生活の話を聞くにつれ、加代さんの心に変化が起こりました。 彼の家庭生活を、想像するようになってしまったからです。 これまで感じなかった寂しさが芽生え、更には、罪悪感をも伴うようになっていきました。 このままでは、いけないのではないか?    ♡ 39歳になった年、加代さんは結婚しました。 お相手はもちろん彼… ではありませんでした。 結婚相手(新郎)は、仲の良い友人の一人である、高校時代のクラスメイトだったのです。 加代さんの好みとは、全く正反対のタイプ。 ですから新郎に対しては、「大好き」とか「愛している」とか、そのような感情はありませんでした。 ただ真面目で優しいことから、「この人とだったら、 平凡でも穏やかな家庭を 築いていけるかもしれない」そう思っての結婚でした。 「愛」と「結婚」は違う、そんな風に理解したのでしょう。    ♡ 結婚披露宴は、出席者300名超の盛大なものでした。 お二人はとても幸せそうに見えました。 本当に素敵な披露宴でしたが、ただ一つ、気になることがありました。 それは、元彼を招待していたことでした。 自分の幸せな(幸せそうな)姿を、元彼に見せたかったからなのか… 自分自身の気持ちに、きちんとけじめをつけたかったからなのか… 新しい生活に向けての、何か強い決意があったからなのか…    ♡ 結婚式から1年が経ったころ、残念な噂が耳に届きました。 加代さんご夫妻が、「結婚生活にピリオドを打った」と…。 新生活は思っていた以上に幸せな毎日で、やはりこの人と結婚して良かったと、加代さんは心から思っていたようでした。 しかし結婚式から3ヶ月後が経った頃、元彼から海外ツアーの誘いが来たのです。 加代さんはその誘いを、断ることができませんでした。 当然のようにそれがきっかけとなり、元彼との交際が復活してしまったのです。 回を重ねても、夫は加代さんを疑うことはなく、純粋に仕事の旅行だと信じていました。 ですから加代さんは、夫との結婚生活を続けながら、元彼とも交際していけると思いました。 しかし、元彼と過ごす時間が幸せであればあるほど、別の人と一つ屋根の下で暮らすことに、苦しさを感じるようになっていったのです。 結局、加代さんは、結婚1周年を迎える前に、夫の元を去ることとなったのだそうです。    ♡ 結婚する瞬間の相手に対する想いや、結婚や結婚生活に対する考え方は、人によって様々だと思います。 そして、どんなに愛し合って結婚したとしても、いつの日か、心が変わってしまうこともあるかもしれません。 別々の道を歩む決心をする夫婦は、3組に1組と言われています。 でも、結果はどうであれ、一度は一生添い遂げようと心に誓ったはず。 たとえ愛は消えてしまっても、思いやりの心は持ち続けて欲しい…そう私は思います。 もちろん、末永いお幸せな結婚生活を、心から願っていることは言うまでもありません。 ※本文中の内容は、 事実に基づくフィクションです。 また個人的な意見であることを、 ご理解ご了承ください。続きを読む

結婚までの交際期間は…?

出逢い

初婚同士の夫婦が、結婚に至るまでの平均交際期間は、4.34年だそうです。  (国立社会保障・人口問題研究所       第15回出生動向基本調査) あなたは愛する人と、何年(何ヶ月)交際していますか? または、何年(何ヶ月)の交際期間を経て、結婚されましたか?  【1 麻由香さんのケース】 麻由香さん(仮名)は30歳を過ぎ、憂鬱な気持ちになっていました。 というのも、仲良しの友人たちが次々と結婚し、独身は自分だけとなってしまったからです。 こんなはずじゃなかった… 麻由香さんには、ちゃんと恋人がいました。 彼との交際が始まって間も無い頃から、麻由香さんは結婚を意識していました。 この調子でいけば、友人の中で1番早く結婚することになると、麻由香さんだけでなく、周りの人たちもみんなそう思っていたのです。 しかし、一向に結婚へと話は進みません。 麻由香さんの方から、何となく結婚を匂わせてみても、彼は全く興味を示しません。 だからと言って、決して不適切な関係ではなく、他に好きな人がいるわけでもありません。 二人の仲が悪いわけでもありません。 彼は結婚そのものに、興味がない様子でした。 麻由香さんは、彼のことが大好きでした。 彼は優しいし大切にしてくれるし、このままの状態でも十分幸せでした。 でも、子どもが欲しい麻由香さんにとって、やはり結婚は重大な問題です。 そして交際開始から10年が経った時、麻由香さんは悟ったのです。 「この時点で結婚する気がないなら、 この先もずっとないだろう」と。 麻由香さんは、大好きな彼と別れる道を選びました。 それから3ヶ月後、麻由香さんはお見合いをしました。 「あっ!」 初対面で運命を感じたそうです。 相手の男性も同じ想いでした。 お見合いから僅か2ヶ月後、二人は結婚式・披露宴をおこない、さらに1年後、待望の赤ちゃんが誕生しました。    ♡ 【2 加奈子さんのケース】 加奈子さん(仮名)と彼は、高校1年生のクラスメイトでした。 2年生の時には別のクラスでしたが、3年生でまた同じクラスになったのを機に、交際が始まりました。 結婚の日を迎えたのは、交際スタートから10年後のこと。 「実は私たち、 これまでに7回も別れているんです」 大喧嘩をして、別れたこともありました。 他の人を好きになったり、お互い違う相手と付き合ったことも、実際にありました。 「でも結局、数ヶ月後には、 なぜか元に戻っているんです」 そしてやっと、この人じゃないとダメなんだと、お互いに気付くことができたようです。 「もう絶対に別れることは、 無いと思います!」 何の不安も迷いもない幸せな笑顔を、二人は見せてくれました。    ♡ 【1 麻由香さんのケース】10年間愛し続けた男性と別れ、その直後に現れた運命の人…。 【2 加奈子さんのケース】10年間どんなことがあっても、ずっと繋がっていた運命の人…。 どんなに回り道をしても、途中横道に逸れたとしても、やはり結ばれるべき人とは、いつかどこかで、ちゃんと巡り逢えるように、できているのかもしれません。  ※本文中の内容は、 事実に基づくフィクションです。続きを読む

結婚報告、それぞれの想い

両親の想い

相手の両親への、初めてのご挨拶や結婚報告。 緊張したという人が、圧倒的に多いようです。 でも、もしかしたらご両親の方が、緊張しているかもしれません。  千花さん(仮名)は大学時代、ファミリーレストランで、2年間アルバイトをしていました。 新郎とはそこで出逢ったのです。 彼はそのアルバイト先の副店長でした。 千花さんが大学を卒業し、お客様としてその店を訪れての再会から、交際に発展したという経緯でした。 お互いのことをよくわかった上で、交際をスタートさせたことから、初めから結婚を前提としたお付き合いでした。    ♡ 交際開始から3年ほど経ったある日のこと、千花さんはお父様から、「彼氏がいるなら、 ちゃんと家に連れて来なさい」そう言われました。 彼と付き合っていることは、お母様にそれとなく伝えていましたので、お父様にも話が伝わったのでしょう。 しかし、結婚を考えているということまでは、お母様にも打ち明けていませんでした。 いずれ通らなければならない道。 この機会に、ちゃんと彼のことを紹介し、結婚を認めてもらおうと思いました。 彼も自分と同じ意見だったことから、2週間後に彼が、千花さんの家を訪れることになりました。    ♡ 彼は千花さんより8歳年上の、しっかりとした大人の男性です。 職場でも責任あるポストにつき、人格も穏やかで優しく、心配なことは何一つありませんでした。 しかしその話が出た時から、彼は緊張していたのです。 「お父さんの趣味は何?」 「どんなテレビ見てる?」 「お父さん優しい?怖い?」 「お母さんはどんな人?」 「俺のこと、どこまで話しているの?」 千花さん対し、質問責めです。 ご両親との会話を円滑に進めるため、彼のリサーチが始まったのです。 そして、 「当日は、何を着ていけばいいかな?」 「『結婚を前提にお付き合いさせてください』 でいいのかな? あっ、でももう交際は知っているわけだし、 やっぱり、 『お嬢さんをお嫁にください』かな?」と…。    ♡ 一方、お父様はというと… 「大事な娘を嫁にやるんだから、 ちょっとやそっとの男だったら、 絶対に認めないからな!」 「俺の目は厳しいぞ!」 「気に入らないところがあったら、 ビシビシ指摘してやる!」 そう言いながらも、お母様には… 「俺は最初どこにいればいいんだ?」 「俺から先に何か言った方がいいのか? 向こうから話してくるのを待つべきか?」 「食事はどうするんだ?」 「やっぱりお酒を勧めた方がいいか?」 明らかに緊張している様子が伺えます。 いえ、動揺しているという言葉の方が、適切かもしれません。    ♡ そして迎えた当日… 玄関チャイムの音にドアを開けると、そこには、顔がひきつり、身体全体が固まったように緊張した、スーツ姿の彼が立っていました。 朝から頻繁にトイレへと通っていた父親は、リビングで新聞を読んでいるフリをしながら、平常を装っていました。 「お邪魔します」そう言ってギクシャクしながら部屋に入った彼。 「初めまして。 千花さんと交際をさせていただいております…」と言いかけたその時、お父様がその言葉を遮りました。 「まあまあ、堅苦しい挨拶はいいから、 座って、座って…」 満面の笑みで彼を迎え入れたお父様。 お父様が彼を気に入ったことは、一目瞭然でした。 もちろんお母様も同様で、心から嬉しそうにニコニコ笑っていました。 「ビシビシ指摘してやる!」そう息巻いていた厳しい父親は何処へやら、お父様の目尻は下がりっぱなしでした。 そして彼のリサーチも功を奏し、話は大いに盛り上がり、まるでもう彼が家族の一員となったかのように、和やかな雰囲気が出来上がっていました。    ♡ 千花さんは一人っ子。 娘を嫁に出すという寂しさなどすっかり忘れ、待望の息子ができたと、ご両親は大喜びしていたようです。 挙げ句の果てには… 「本当に千花で良いの?」 「断るならまだ間に合うよ」 「やめるなら今のうちだよ」 いつのまにか千花さんではなく、彼を心配する言葉が飛び交い始めました。 「彼を気に入ってくれたのは嬉しいけど、 もう少し私のことを、 心配してくれてもいいのでは?と、 ちょっぴり複雑な気持ちになりました」 千花さんは笑いながら、あの日をそう振り返っていらっしゃいました。    ♡ ご両親へのご挨拶や結婚報告は、誰しも緊張するものです。 特に相手の女性が一人っ子の場合、恐れや不安を抱いている男性も、少なくないことでしょう。 しかし、一人っ子なんて珍しくない時代、「息子ができた」「娘ができた」そう喜んでくださるご両親も、とても多くいらっしゃるようです。 結婚とは、相手のご両親から息子や娘を、奪うことではありません。 二人で新しい家庭を、作っていくということです。 案ずるより産むが易し。 愛する人との結婚を考えるようになったら、先延ばしにせず、誠意を持ってご両親に想いを伝えて欲しい… ご健闘を心からお祈りしています。  ※本文中の内容は、 事実に基づくフィクションです。 続きを読む

噂話から芽生えた恋心?

出逢い

友人から聞いた噂話。 「火のないところに煙は立たぬ」なのか、「根も葉もない噂」なのか… もしあなたなら、その真相を確かめてみますか?  「靖夫クンって、 梨花のこと好きみたいだよ」 梨花さん(仮名)がそう言われたのは、大学3年生の時でした。 靖夫さん(仮名)というのは、同じ大学の友人で、入学当時から仲良くしている友人の一人。 もう2年以上の付き合いになりますが、そんな様子は全く感じられません。 そして梨花さんも、靖夫さんに対して、友達を超えた感情はありませんでした。 「そんなことあるわけないじゃん、 誰がそんなこと言ったの?」 「本人がそう話しているらしいよ」 らしい…か…。 まあきっと無責任な噂話だろう、梨花さんはそう思いました。    ♡ しかしながら、そう言われると、何となく気にはなるもの。 靖夫さんの言動に対して、以前より敏感になってしまいました。 そして、そんな目で見るからか、その言葉は私に気があるからかも…?その行動は私のことが好きだからかも…?そんな風に思えてくるから不思議です。    ♡ では、靖夫さんの本心は、どうだったのでしょうか? 梨花さんのことは、友人としか思っていませんでした。 梨花さんが「やっぱり私のこと好きなのかも?」と感じたのは、気のせいだったことになります。 そして靖夫さんもまた、「梨花はお前のこと好きらしいぞ!」という話を友人から聞いていました。 つまり靖夫さんは、梨花さんが自分のことを好きだと、思っていたわけです。    ♡ お互いに、「相手が自分を好きなのだ」と認識し、「自分は相手を友達としか思っていない」という状態ですから、どちらも何も行動を起こすことなく、当然、何の進展もありませんでした。 しかし今度は、相手が何の行動も起こさないことに、お互いが疑問を持ち始めたのです。 「何で好きなら、 二人だけのデートに誘うとか、 してこないんだろう?」 「何で好きなら好きと、 言って来ないんだろう?」と。 そう考えると、何だかイライラしてしまうのです。 でも、もし告白されたらされたで、自分はどう対応するのだろう。 断るのか? 友達としか思えないと言えるのか? それとも、とりあえず付き合ってみるのか? うーん、だったら、告白されない方が、今のままずっと友達でいられるから、その方が良いのかも。 ああそうか、だから相手もそう考えて、特に何も言って来ないのか? 自問自答を繰り返す毎日でした。 後から振り返れば、この辺りから、お互いに相手を好きになり始めていたと、言えるのかもしれません。 この状態はその後も続き、気がつけばもう4年生になっていました。    ♡ そして迎えた夏休み、やっとチャンスが訪れました。 友人たちと夏祭りに出かけた日のこと、もうそろそろ帰ろうかという時に、二人はみんなとはぐれてしまったのです。 携帯電話は繋がりません。 このあとはメンバーの部屋で、飲み明かす予定になっていました。 人混みの中みんなを探すのは困難だと考え、直接友人の部屋に向かうことにしました。    ♡ 道すがら、「相手の想いを聞いてみようか…」二人ともそんな気持ちになっていました。 「梨花って、俺のこと好きなのか?」言葉にしたのは靖夫さんの方でした。 「何言ってるの? 靖夫クンが私のこと好きなんだよね?」 「エーーーーーーーーッ!?」    ♡ 友人の家に着くと、部屋に明かりが点いていません。 自分たちの方が早かったのかな?そう思ってドアノブを回すと、鍵はかかっていません。 声をかけながら部屋に入って行くと、突然クラッカーが鳴り響き、デコレーションケーキに、キャンドルの火が灯りました。 🎵happy birthday to you happy birthday to you happy birthday dear 梨花 happy birthday to you🎵 そう、その日は梨花さんのお誕生日でした。 「ねえ、どっちかから、 ちゃんと告白できたんでしょう?」 梨花さんと靖夫さんの手に、ケーキナイフが渡されました。 「はい、二人で将来の予行演習。 ケーキ入刀〜!」    ♡ あの日から5年、靖夫さん・梨花さんの手により、本物のウエディングケーキに、ナイフが入れられました。 そして、新郎新婦の生い立ちビデオでは、あの日のお誕生日ケーキ入刀シーンも、しっかりと映し出されました。    ♡ 友人たちの勘違いと、優しいお節介から始まった、新郎新婦の恋愛ストーリー。 もしかしたら、あなたの気付かないところでも、何かが始まっているかもしれません。 乞うご期待…。  ※本文中の内容は、 事実に基づくフィクションです。続きを読む

出逢いは自然を装って…

出逢い

親が薦める結婚相手。 「親が…」というただそこだけに、強い抵抗感を持っている人も、多いのではないでしょうか? しかしながら、「親の目」というのは、結構、的確なものかもしれません。  まどかさん(仮名)は、ある企業の総務課で、事務の仕事に携わっていました。 よく気が利き、物腰も柔らかで、社内だけでなく取引先からも人気があり、いわゆる「お嫁さんにしたい…」という言葉がぴったりの女性でした。 ある日、直属の上司である部長のところへ、来客がありました。 応接室への案内やお茶出しは、まどかさんの大切な仕事の一つです。 その日お越しになったお客様は女性の方で、まどかさんは初対面でした。 会社名を告げて面会を求められたため、個人のお名前はわかりませんが、会社名からすると取引先ではないようです。 部長からは、「5分ほど繋いでおいてくれる?」そのように言われました。 このようなことも、珍しくありません。 まどかさんは5分ほどの間を、その女性客との雑談でつなぎました。 特にいつもと何ら変わりのない、職場での一コマでした。    ♡ それから半年ほどが経ったある日、部長から声がかかりました。 「来週の金曜日、 会食に同席してもらえるかな?」と。 特に別の予定もなかったため、同行することにしました。    ♡ そして迎えた当日。 部長とともに食事会場に到着すると、そこには半年ほど前に来社された女性と、自分と同年代の男性が待っていました。 部長の奥様と息子さんだと紹介されました。 「実は妻の会社で、 当社の商品を扱ってもらうことが決まって…。 契約のことなど君にお願いした方が良いと思って、 同席してもらったんだけど…。 段取りとか説明とか、よろしく頼むよ」と。 ちなみに息子さんは、奥様の会社には全く関係ないとのこと。 「まあ何となく、 ついでに来てもらったというか…」 何とも歯切れの悪い言い方でしたが、特に気にすることもなく、仕事のことも含め話は盛り上がり、楽しい時間を過ごすことができました。 その後、契約手続きも順調に進み、今度はお礼にと、部長の自宅に招かれました。 このようにして、まどかさんは部長のご家族と、すっかり仲良しになりました。 そのうち息子さんと二人だけで、食事やドライブなどにも出かけるように、なっていきました。 そう、ごく自然に、まどかさんと彼は恋人同士になりました。 そして…初めての出逢いからおよそ1年後に、二人は結婚式を挙げました。    ♡ 職場で毎日まどかさんを見ていたお父様は、このような女性がお嫁に来てくれたら、どんなに良いかと思ったそうです。 しかし、パワハラだのセクハラだの、色々と問題になっているこのご時世。 話の持って行きようによっては、大問題に発展しかねません。 また双方が気に入るとも限らず、どちらにも嫌な思いだけはさせたくない、そんな気持ちもありました。 そこでまず、奥様にまどかさんを会わせたのだそうです。 奥様も一目でまどかさんを気に入り、協力してくれることとなりました。 息子さんにもまどかさんにも、その意図は隠したまま、なるべく自然な形で事を進めていったのです。    ♡ まどかさんは… 「うちの息子と会ってみないか?と もしも最初に言われたとしたら、 お断りしていたかもしれません。  だって上司ですから… 色々と考えてしまいます」 「食事会の時、彼が同席していたことに、 ちょっと違和感というか、 何か裏があるのでは?と感じましたが、 後から全てを知った時、 それも部長の思いやりや優しさだったのだと、 とてもありがたく思いました」    ♡ 自分が気に入った部下(特に男性)を、家に連れてくるお父様は結構多いようです。 上司という厳しい目で見て、「この人なら大丈夫!」と思った人なら、信じてみても良いかもしれません。 また息子や娘に合う人は、親の勘でわかるのかもしれません。 それでも、最終的に決めるのは、親ではなく本人です。 ですから、「親の世話にはならない!」と、片意地を張るのではなく、時には自然な流れに身を任せてみるのも、良いのではないでしょうか。 もしかしたらそれが、素敵な出逢いや、幸せな結婚に、繋がるかもしれませんから…。    ♡ 部下と娘の出逢いを、新婦のお母様が計画したケースは、こちらの記事をお読みください。  ※本文中の内容は、  事実に基づくフィクションです。  尚、親が薦める結婚について、  賛成や否定をするものではないことを、  ご理解ください。念のため…。続きを読む

披露宴スピーチ、その話必要?

スピーチ

大人の常識として、言っていいことと悪いことがあります。 それが結婚披露宴の席であれば、なおさらのこと。 でも、空気が読めない人って、どこにでも出没するものです。  【身体的なこと…】  「今日は新郎が、 何だかとても大きくて立派に見えます。  幸せだと身長まで伸びるものなのですね」 幸せで身長は伸びません! 背が低いことを隠したいからこそ、シークレットブーツを履いているわけです。    * 「今日は髪型がいつもと全然違い、 髪の毛がフサフサしていて、  最初は誰だかわかりませんでした」 髪型は変えられますが、自然とフサフサになるはずありません! 薄毛の悩み、人によってはとても深刻です。 カツラを着用しているという事実から、新郎が気にしているのは明らかです。 せめて新婦側の出席者には、隠しておきたいと思ったのでしょう。 新郎側の友人たちが大爆笑したことも、大人気ない行為でした。    * 「新婦は結婚式のために、 ダイエットに励んでいました。 昼食も、飲み会の誘いも全て断り、 必死に頑張っていました。 その甲斐あって、 以前とは、まるで別人のようです。 素敵なウエディングドレス姿を披露できて、 本当に良かったですね」 以前の新婦と比べれば、かなりウエイトダウンしたのでしょう。 でも、初めて会う人は、以前を知りません。 新婦は、ぽっちゃり体型でした。 一体以前はどれほど太っていたのかと、多くの出席者に、いらぬ想像をさせてしまったことでしょう。    ♡ 【過去のこと…】 「新郎はご覧の通りカッコよく、  学生時代からとてもモテていました。  社会人になっても、いつも周りに女性がいて、  友人たちからとても羨ましがられていました」 いつも女性が…? ただ単にモテていただけかもしれませんが、微妙なニュアンスです。 新婦やご両親の不安を煽ってしまったのでは?    * 「これからは新婦だけを大切にしてください」 今までは、どうだったのか…?    * 「前回の結婚で、  新婦はとても辛い目にあっていました。 私の家に泊まり、 朝まで泣いていたこともあります。 それでも新婦は一生懸命頑張ってきたのです。 そんな頑張り屋さんで優しい新婦だからこそ、  新郎という素敵な男性に出逢い、 再婚することができたのだと思います。 親友として、とっても嬉しいです。 ◯◯ちゃん本当に良かったね。おめでとう」 前夫との辛かった結婚生活なんて…。 いえその前に、新郎側の出席者はこの瞬間まで、新婦が「再婚」だと知らなかったのですが…。    ♡ 悪気は全く無いのだと思います。 むしろ、おめでたいということ、幸せになって欲しいということ、それらを強調して伝えたかったのでしょう。 でも、実際に強調されてしまったのは、マイナスの部分や、隠したい部分でした。 言葉の使い方や表現方法は、とても難しいものです。 その一言がなかったら、素晴らしいスピーチだったかもしれません。 その一言が大問題に発展する可能性も、無いとは言えないでしょう。 一度口から出てしまった言葉は、聞いた人の記憶から消すことはできません。 もし自分が相手の立場だったら、どう感じるのか? スピーチだけに限らず、常日頃から相手の気持ちを考えた、思いやりある言動を心がけたいものです。 自戒の念を込めて…。  ※本文中の内容は、  事実に基づくフィクションです。  また、コンプレックスは人それぞれであり、  それを否定するものでは決してありません。  誤解なきようお願いいたします。続きを読む

結婚式と宗教問題

出席者

お正月には神社へ初詣、お彼岸・お盆にはお墓まいり、クリスマスもお祝いして… 日本人は一般的に、宗教を超えて様々なことを受け入れられる、そのような人が多いことと思います。 しかし宗派によっては、そうはいかないという場合もあります。 そしてそれは、結婚式・披露宴でも…  そもそも、人を好きになる時って、相手の宗教のことまでは考えない人が、多いのではないでしょうか? しかし現実には、宗教が原因で結婚を諦めざるを得ない、そういう人たちも少なくないようです。 本人同士が熱心な信者であれば、お付き合いの前に確認するのでしょうが、そうでない場合には、具体的に結婚の話になってから、問題が浮かび上がってくるのです。 そうなると、結婚式・披露宴をおこなうに際しても、色々と問題が出てきてしまうというわけです。 挙式をどうするか… 一般的なホテルや結婚式場では、神前式もしくはキリスト教式で、結婚式が執り行われます。 無宗教、あるいは、宗教にこだわらない場合には、「父とバージンロードを歩きたい」「和装の結婚式が夢だった」など、自分の好きなスタイルや、憧れのスタイルを選ぶという人が、大多数だと思われます。 ところが宗教によっては、「ダメ」という場合もあるものです。 両家ともに同じ宗教なら、問題が起こることはないでしょう。 しかし、両家の宗教が異なる場合には、深刻な問題になってしまいます。 では、一体どうしたら良いのでしょうか? 近年、宗教問題に関わらず、「人前式」をおこなうケースが、とても多くなっています。 人前式は、「神様」に誓うのではなく、「出席者」に誓うものです。 その内容も、新郎新婦の意向で、自由に決めることができます。 ですから、両家相反する宗教である場合には、人前式を選ぶことが、もっとも円満な解決法と言えるでしょう。    ♡ スピーチでも… スピーチで、避けた方が良い話題の一つが、「宗教」です。 しかしながら、熱心な信者であればあるほど、スピーチを通して、布教活動をおこなってしまう人がいます。 自分が信じる神様がいかに素晴らしいかを、多くの人に広めたいと思うのでしょう。 出席者の中に、相反する宗教の信者が、いないとは限りません。 違う宗教の熱心な信者がいると知っていて、あえて話題にする人もいます。 「宗教戦争」があるように、たとえそれが個人レベルであっても、その後の人間関係に、悪影響を及ぼしてしまう可能性があります。 スピーチは「お祝いの言葉」です。 決して「布教演説」ではありません。 スピーチでは宗教に触れないことが、大人のマナーとも言えるのではないでしょうか。    ♡ こんなことも… 「乾杯をおこなってはならない」そういう宗教があるそうです。 あるご披露宴でのこと、出席者の中に、その宗教の信者が、2名だけいらっしゃいました。 新婦側のお父様とお母様でした。 ご両親は「乾杯は無しにして欲しい」そうおっしゃいました。 新郎新婦は、乾杯がないのは不自然なので、通常どおりおこないたいとの意見でした。 話し合いを重ねた結局、新婦の両親を除き、乾杯はおこなうことで話はまとまりました。 しかし、乾杯をしてはいけないだけでなく、起立することさえ許されないとのこと。 お客様全員がお立ちになっている中、2名だけ、それも新婦の両親が、起立しないというのも不自然ですし、失礼に当たるのではないかと心配です。 さらに、宗教上の理由…ということは、絶対に公言しないで欲しいとのこと。 さて、どうしたら良いものか…。 結局、「全員座ったまま乾杯をおこなう」ということで決着しました。 決着したのは良いのですが、乾杯の発声をしてくださる方まで、座ったままというわけにもいきません。 どう説明するのか、どう理由をつけるのか…難問でした。 「本日は皆様方に、 ごゆっくりとおくつろぎいただきたい というのが、 ご新郎ご新婦のご意向であるため、 乾杯も、ご着席いただいたままで おこないたいと存じます」 説明しているような、していないような…理由になっているような、いないような…    ♡ 結婚式・披露宴には、色々な地域から、様々な人たちが集まります。 宗教のみならず、風習や地域性の違いも、あって当然でしょう。 しかし、意見の大きな食い違いがある場合にも、どこかで妥協しなくてはなりません。 何か問題が生じた際には、新郎新婦をはじめ、ご出席者全員が、最も平和で心地よく過ごせる方法を、探してみてください。 また、人それぞれ色々な事情があることも、人によって考え方が異なることも、理解してあげて欲しい…そう思います。  ※本文中の内容は、  宗教を否定するものでは決してありません。  誤解なきようお願いいたします。続きを読む

披露宴の謝辞に込められた想い

スピーチ

結婚式・披露宴を一番喜んでいるのは、やはりご両親ではないでしょうか。 ご両家代表謝辞には、溢れるほどの想いや、お父様のお人柄が感じられます。  【緊張して…】 お父様も人間。 緊張だってするのです。 原稿を作り、前の晩までに暗記したものの、やはり不安は拭えません。 披露宴中にも、ずっとメモを握りしめ、暇さえあればモゴモゴ練習している人も。 披露宴、ちゃんと楽しめているのかな?ご子息の晴れ姿、しっかり見ているのかな?心配になってしまいます。 でもそれも、ご子息を思ってのこと。 息子に恥をかかせてはいけない…出席者に失礼のないように… そんな重圧と戦いながら、息子の親として精一杯のことをしなくては、そんな意気込みが伺えます。 でもそのような真面目な方に限って、いざ謝辞の場面になると、頭が真っ白になってしまうのです。 司会「ご新郎のお父様◯◯様より、   御礼のご挨拶をお願いいたします」父 「只今ご紹介いただきました、   ご新郎のお父様の◯◯です」 会場から笑いが起こるものの、ご本人は気づきません。 お母様が横でお父様を突きます。 それでも覚えてきた挨拶を全うしようと、必死になっているので気付きません。 そして途中で言葉に詰まると、次の言葉が全く出てこなくなってしまいます。 父「すみません。  もう一度最初からやり直します」 最初からやり直さないと、思い出せないのです。 それでもまた途中で詰まってしまいます。 また最初からやり直しです。 さすがに3度目になると、見るに見かねて、ささやき女将登場です。 いえ、お母様の助け舟が出ます。 お父様の練習を、家で何度も聞かされていたお母様は、挨拶文をすっかり暗記しています。 お母様の言葉に続き、お父様がそれを復唱します。 そこでその先を、お父様が思い出してくれれば良いのですが、ずっとお母様に頼ることになってしまうそんな場合もあります。 お母様の声が小さいと、お父様が「えっ?」と聞き返し、お母様の声が大きいと、マイクがその声をしっかり拾ってしまいます。 当然お客様にはバレバレです。 父「いや、もう緊張しちゃって、  何だかすみません。  いや、大変申し訳ありません。  とにかく皆様、  本日は誠にありがとうございました」    ♡ 【息子の晴れ姿に感激して…】 親子の付き合いは、大人になるにつれ薄らいで行くもの。 特に子どもが故郷を離れている場合には、もう何年も会っていないという親子も、珍しくありません。 久しぶりに会う我が子。 一緒に暮らしていた頃と比べ、眩しいほど立派になっています。 親として、こんなに嬉しいことはありません。 感極まって男泣きされるお父様も。 「皆様から息子のことを伺い、 お世辞とは承知しながらも、 もう嬉しくて嬉しくて…」 「大学時代に上京してから、 ほとんど会っていませんが、 親ができなかった教育を、 皆様がしてくださったのだとわかり、 本当にありがたくて…」 「昨日まで鼻水を垂らしていたような子が、 嫁さんを貰うほど立派になったなんて…」 「親バカだと笑われるでしょうが、 今日は心から息子を褒めてやりたい…」    ♡ 【花嫁の手紙に感動して…】 謝辞の直前に行われるのが、新婦のお手紙朗読と、ご両親への花束贈呈。 感動し、泣いてしまうのは、花嫁のご両親だけではありません。 新郎のご両親だって人の親。 新婦の気持ちも、新婦ご両親の想いも、理解できるもの。 そして、我が子の思い出も重なリます。 感情を抑えようと、一生懸命原稿を読むお父様…でも涙で原稿の文字が読めません。 あるいは、せっかく暗記したはずの挨拶文が、すっかり吹っ飛んでしまいます。 「私にも娘がいるので… 娘の結婚式を思い出してしまって…」 「こんなに素晴らしい娘さんを、 息子がいただいてしまって、 本当に良いのでしょうか?」 「お嬢さんを必ず幸せにします!」(→新郎じゃなく父親なのに…)    ♡ あらかじめ作り込んできた文章よりも、その時の感情がそのまま現れた言葉に、多くの人が共感・感動するものです。 たとえ言葉に詰まったとしても、たとえ立派な言葉ではなかったとしても、想いが伝わるご挨拶って素敵だなあ…そう思わずにはいられません。続きを読む

出逢ったのは異国の地

出逢い

運命の人は、あなたのすぐ近くにいるかもしれません。 でも、近くにいたからって、近くで出逢えるとは限りません。 1万キロ以上も移動しなければ、出逢うことができなかったかもしれない、そんな運命もあったりするのです。  裕美さん(仮名)は23歳。小さい頃からお花が大好きで、フラワーコーディネーターの専門学校を経て、お花関係のお仕事に携わっていました。 大好きなお花に囲まれた仕事は、とても楽しく幸せなものでした。 しかし、仕事に慣れるにつれ、もっと深く学びたいと、思うようになっていきました。 そのために、新たな資格を取得しようと考えたのです。 仕事は一旦やめることを決意しました。 仕事を辞めてから学校に通うまで、少し日にちがありました。 長年の夢を叶えるチャンスでした。 裕美さんが抱いていた夢とは、オランダで毎年開催されている、フラワーパレードを、見に行くことだったのです。 裕美さんは意を決して、一人オランダに渡りました。    ♡ せっかく海外に行くのだから… 裕美さんは、オランダ以外の場所でも、観光を楽しみたいと思いました。 そして選んだところはイタリアのナポリ。 オランダからナポリまでは、実に1800キロ。 日本で言ったら、函館から福岡までの距離に匹敵します。 ミラノでもローマでもフィレンツェでもなく、なぜナポリを選んだのか? 理由は特にありませんでした。 ただ何となく、まるで何かに引き寄せられるように…    ♡ 宿泊先はホテルではなく、ユースホステルでした。 ユースホステルは安価というだけでなく、世界各国から旅人たちが集まり、交流の場、情報交換の場ともなるため、人気が高い施設でもあります。 また、その地域ならではの、体験プログラムなども用意され、一人旅の人にとっては、過ごしやすく安心して楽しめる、ありがたい施設とも言えるでしょう。    ♡ 裕美さんはそこに3日間滞在しました。 日本語以外の言葉は、ほとんど話せない裕美さんでも、各国の旅行者たちと友達になれました。 でもやはり日本人というのは、同じ日本人に安心感を覚えるもの。 言葉の通じない海外であれば尚のことです。    ♡ 裕美さんはそこで、一人の日本人男性と出逢いました。 彼は30歳になったのを機に、念願のヨーロッパ一人旅を実行したのです。 彼にとっては初めての海外旅行でした。 そして何と偶然にも、裕美さんと同じ群馬県人だったのです。 話が盛り上がらないわけはありません。 3日間はあっという間に過ぎてしまいました。 そして裕美さんは帰国、彼は次の目的地へと旅立ちました。    ♡ 普通なら旅の良き思い出の一つで、終わったかもしれません。 でも、二人は同じ県内に住む者同士。 せっかく知り合ったのだからと、帰国してからも度々会うようになりました。 最初は友達として。 そしていつしか恋人同士に…。    ♡ 裕美さんと彼は、ナポリのユースホステルで出逢ってから、ちょうど2周年の記念日に、結婚式を挙げました。    ♡ 住まいが近くでありながら、全く接点のなかった二人が、まさか異国の地で出逢うなんて、誰が想像できたでしょう。 二人が旅行先にナポリを選んだのも、そこに確たる目的があったわけでは、ありませんでした。 この旅に出た本当の理由は、念願のヨーロッパ旅行実現でも、憧れのフラワーパレード参加でもなく、二人が出逢うために、必要不可欠だったからかもしれません。 どこにどんな出逢いがあるかわからない。 だからこそ、人生って楽しいのかもしれません。  ※本文中の内容は、  事実に基づくフィクションです。  尚、この記事は、  一人旅を薦めるものでも、  旅先での出逢いを薦めるものでも、  決してありません。  危険に遭遇する可能性も考えられますので、  くれぐれも 慎重な行動をお願いいたします。続きを読む

結婚生活、相手に望むことは?

プロフィール紹介

幸せいっぱいの新郎新婦。 そんな二人に、あえてお聞きしてみました。 これからの結婚生活で、相手に望むことは何ですか?  やはりそうですか…♂♀特に何もありません。    ♡ 変わらないこと…♂いつまでも若々しくいて欲しい♂いつまでも女の子らしさを持っていて欲しい♂いつまでも可愛い女性でいて欲しい♂妻になっても母になっても、 女性であることを忘れないで欲しい♂太らないでください♀それ以上、太らないように♀洋服のサイズを上げないでください♀太ってお腹がぶよぶよのおじさんには ならないで欲しい   ♡ やっぱり健康が一番♂朝ごはんはきちんと食べましょう♂炭水化物も食べましょう♂ダイエットはほどほどに♂スポーツジムに通ってください♀痩せてください♀タバコはやめて♀お酒は控えて♀休日はゆっくり休んで欲しい♀いつまでも健康でいて欲しい♀飲み過ぎ食べ過ぎには注意しましょう    ♡ 食は大切♂美味しい手料理を期待しています♂料理を作れるようになって欲しい♂野菜たっぷりの手料理をお願いします♂朝ごはんも作って欲しい♂毎日味噌汁を作って欲しい♂嫌いな物は出さないで欲しい♀好き嫌いをなくしましょう♀3食しっかり食べましょう    ♡ 厳しい…♂手抜きはするな♂寝坊はするな♂朝はきちんと起こすこと♂ビールは冷やし忘れるな♂約束はきちんと守ること♂何か問題が生じた時には、 反省し改善すること♀家族をただ見守るだけでなく、 妻の代わりに行動を起こせるような 力強く頼もしい夫になってください    ♡ 不満?♂大雑把♂部屋は散らかすな♀細かすぎる♀うるさい♀イライラしないで    ♡ お願い♂すぐに怒らないでね♂いつまでも素直でいて欲しい♂かかあ天下にはならないで♂休日の早起きはやめて欲しい♂ゴルフやお酒の付き合いを許して♂泊まりや遅い帰宅は仕事のためなので、 信じて理解して欲しい♂邪魔でも、コレクションしている 約1500枚のレコードは絶対捨てないでね♀いつまでも優しくしてね♀亭主関白にはならないで♀いつまでも「名前」で呼んで欲しい    ♡ コミュニケーション能力?♂喧嘩をしてもきちんと話し合う♂人の話を聞いて欲しい♂自分の考えを押し付けないで♂報告・連絡・相談♀疲れていても会話を大切に♀喧嘩をしてもその日に仲直り♀喧嘩をしてもキレないで♀必要なことはもっと喋って欲しい♀違う意見にも耳を傾けて♀何事も、ひと言添えてください♀喧嘩の時、たまには先に謝って♀意見は、はっきり言って欲しい♀事前報告・事後報告    ♡ 思い出づくりも大事♀新婚旅行に連れていって欲しい♀年に一度は旅行に連れて行って欲しい♀歳をとっても二人でデートしたい    ♡ 現実的な人も…♂お小遣いは多目にください    ♡ 協力は必要です♀家事を手伝って欲しい♀育児を手伝って欲しい♀食事の支度は当番制にして欲しい♀休みの日は洗濯や掃除をして欲しい♀週に1度は家事全てをやって欲しい♀出したものは自分でしまってください    ♡ 確かに…♀仕事から帰ってきて、 まず足の匂いを嗅ぐのはやめて♀寝相が悪いのを何とかして欲しい 顔を蹴られて鼻血が出たことも数回    ♡ 妻の本音はやはり…♀浮気はしないでください♀隠し事はしないでください♀嘘だけはつかないでください♀家族を裏切るようなことは、 絶対にしないでください♀家庭を大切にしてください    ♡ そして…♂♀一生そばにいて欲しい♂♀一生よろしくお願いします    ♡ それぞれの人生を歩んできた二人が、ひとつ屋根の下で暮らす…きっと色々なことが起こるでしょう。 いつか、長く結婚生活をされているご夫婦にも、取材してみたいなあと思います。 あなたのお話も、是非、お聞かせください。 続きを読む