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花嫁のドレス、同じ?

ドレス

披露宴の衣装、あなたなら、どのように選びますか? 色?デザイン?新郎または新婦に選んでもらう?    ♡ あるドレスに一目惚れした新婦、迷うことなく、そのドレスに決めました。 ところが… 披露宴当日、予期せぬことが、起こってしまったのです。  その新婦が選んだドレスは、白地に大きな黄色の花が、いくつも鮮やかに描かれた、とても華やかなものでした。 若くフレッシュな印象の花嫁には、とても良くお似合いで、出席者からも絶賛を浴びていたのです。 このドレスを選んで、本当に良かった。 幸せいっぱいの想いで、ご披露宴は無事お開きとなりました。 そして立礼へ。 「可愛い〜」という声を、たくさんかけて貰いながら、出席者をお見送りをしていました。 と、その時です。 同じフロアで披露宴をしている新郎新婦が、近くを通りかかりました。 ちょうどお色直しを済ませて、会場へと向かう途中だったのです。 えっ! 新婦も出席者も、一瞬、固まりました。 あちらの新婦も、あっ!というお顔をなさっていました。 そう、二人の新婦は、色も柄もデザインも、全く同じドレスを、お召しになっていたのです。    ♡ 街を歩いていて、同じ洋服を着ている人に会うと、ちょっと嫌な気持ちになりませんか? それが、「花嫁」という状況だったとしたら、比べ物にならないほど、大きなショックを受けるハズ。 新婦の顔からは、笑顔が消え、今にも泣き出しそうな表情に、なってしまいました。    ♡ 実はこのドレス、ブライダルフェアの模擬披露宴で、モデルさんが着用していたもの。 その結婚式場オススメの、ドレスだったのでしょう。 そして二人とも、ブライダルフェアを見て、その姿に憧れ選んだものと思われます。    ♡ 一点ものや、オーダーメイドでない限り、他にも同じドレスをお召しになる人は、いらっしゃって当たり前です。 しかしながら、まさかばったり会うとは、想像もしていなかったでしょう。 でも、持ち込み衣装ではありませんので、衣装さんが気づかないハズありません。 同じ日、同じフロア、同じ時間帯の、花嫁同士が会ってしまうことは、十分予測できたでしょう。 この結婚式場の方針はわかりませんが、なぜ一言忠告してあげなかったのかと、とても残念でなりません。    ♡ きっと、レアケースだとは思いますが、無いとは言えません。 忠告してくれないなら、自分で防ぐしかありません。 特に、結婚式場内でレンタルする際には、同じ時間帯に、同じドレスの人はいないか、ご自身で確認しておいた方が、安心なのではないかと思います。 老婆心ながら…。  ※本文中の内容は、  事実に基づくフィクションです。  なお、  式場や衣装さんの方針はそれぞれであり、  それを否定するものではありませんので、  誤解なきようお願いいたします。  また、  披露宴当日、同じドレスの人と、  出会っても良いとお考えの方には、  当てはまりませんのでご了承ください。続きを読む

披露宴の司会は、宴会部長?

司会者

披露宴といえば、司会者は欠かせない存在。 司会者によって、披露宴の雰囲気も、かなり変わってしまいます。 だからこそ、普段の飲み会などで、その場を大いに盛り上げてくれる人、いわゆる「宴会部長」にお願いすれば、安心して任せられる、そう思うかもしれません。 しかし、その宴会部長、本当に大丈夫なのでしょうか? 宴会部長と言われる人には、2通りのパターンがあります。 1.自ら率先して盛り上がるタイプ 2.周りの人たちが盛り上がるのを サポートするタイプ 一見、1番の方が良いように思いますが、選ぶなら、絶対に2番です! なぜ1番がダメなのでしょうか? いえ、ダメだと言っているわけでは、決してありません。 ただ、1番のタイプは、多くの危険を伴う可能性がある、ということなのです。 多くの危険とは、どういうことでしょうか? 【司会者だけが盛り上がっている】 披露宴は、飲み会の席とは違います。 ほとんどの出席者は、初対面です。 司会者のノリが良すぎて、司会者自身が盛り上がってしまうと、多くの出席者はついていけません。 そして、このような人の場合、会場が盛り上がっていないと感じると、「ヤバい、もっと盛り上げなくちゃ」と、さらに自分が盛り上がってしまうのです。 こうして、出席者と司会者に温度差が生まれ、やればやるほど、その差は大きくなってしまいます。 【酔っ払ってしまう】 気合をいれるため…などの理由をつけて、披露宴前にお酒をガブガブ飲み、ヘロヘロな状態になってしまう人がいます。 そもそも披露宴は、乾杯までの「披露式」と、乾杯後の「披露宴」の、2部構成となっています。 そして「披露式」の部分は、「式」というくらいですから、本来は厳粛におこなうべきものでした。 ところが最近は、媒酌人を立てるケースも稀になり、オリジナルのご披露宴が多くなって、「披露宴」「披露式」とは言わず、「ウエディングパーティー」などと、表現する会場も増えているようです。 つまり、格式を重んじる人が、少なくなったということでしょうか。 しかし、時代が移り変わっても、披露宴には、ご年配の方々も多く出席しています。 最初から酔っ払っている司会者、決して好ましいとは思えません。 【スタッフと打ち合わせをしない】 「スタッフとの打ち合わせなんて、 必要ない!」 「面倒くさい!」 そういう人、実際にいるんです。 ノリが良ければ大丈夫、盛り上げればいいんでしょ、そういう感覚なんです。 打ち合わせを入念におこない、しっかり確認しても、ミスが生じてしまうこともあります。 打ち合わせしないで、滞りなく進行できるとは、とても思えません。 音響さん・照明さん・カメラマンさん、いろいろな業種の方との連携も必須です。 打ち合わせができなければ、キャプテンや会場係だけでなく、多くのスタッフに、迷惑や負担がかかってしまいます。 素晴らしいご披露宴にするためには、しっかりとした打ち合わせは、絶対に必要です。 【お客様になってしまう】 ゲストテーブルの友人たちと、大いに盛り上がっている人がいます。 どこかに行ってしまって、司会席に帰って来ない人もいます。 いつ、何があっても、冷静かつ速やかに対応すること、それは大事な使命の一つです。 司会を引き受けた以上、お客様ではなく、スタッフの一員であるということを、忘れないでいてくれる人が求められます。    ♡ 宴会部長だから、任せて安心、その考え方は、必ずしも正しくない場合があると、おわかりいただけたでしょうか。 普段はおとなしく控えめな人が、素晴らしい司会をされることも、少なくありません。 良い披露宴にしてあげたい、ただただそういう想いから、しっかりと準備をし、わからないことは、スタッフにきちんと確認し、何事も決してあやふやにしない。 自分が盛り上がるのではなく、新郎新婦やお客様をたて、みんなが心地よく楽しく過ごせるよう、陰で努力し支える。 そのような、謙虚で真面目な人ほど、司会者に向いている…、私にはそんな気がしてなりません。 あなたは、披露宴の司会に、誰を選ぶのでしょうか?  ※私個人の意見であり、  人によって考え方や意見に、  違いがありますことを、  ご理解ご了承ください。  なお、  本文中に記載の通り、  宴会部長と言われる人たちを、  全て否定するものでは決してなく、  多くの人は、  大盛会・大成功をおさめていることと、  承知いたしております。  誤解なきよう、お願いいたします。続きを読む