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結婚までの交際期間は…?

出逢い

初婚同士の夫婦が、結婚に至るまでの平均交際期間は、4.34年だそうです。  (国立社会保障・人口問題研究所       第15回出生動向基本調査) あなたは愛する人と、何年(何ヶ月)交際していますか? または、何年(何ヶ月)の交際期間を経て、結婚されましたか?  【1 麻由香さんのケース】 麻由香さん(仮名)は30歳を過ぎ、憂鬱な気持ちになっていました。 というのも、仲良しの友人たちが次々と結婚し、独身は自分だけとなってしまったからです。 こんなはずじゃなかった… 麻由香さんには、ちゃんと恋人がいました。 彼との交際が始まって間も無い頃から、麻由香さんは結婚を意識していました。 この調子でいけば、友人の中で1番早く結婚することになると、麻由香さんだけでなく、周りの人たちもみんなそう思っていたのです。 しかし、一向に結婚へと話は進みません。 麻由香さんの方から、何となく結婚を匂わせてみても、彼は全く興味を示しません。 だからと言って、決して不適切な関係ではなく、他に好きな人がいるわけでもありません。 二人の仲が悪いわけでもありません。 彼は結婚そのものに、興味がない様子でした。 麻由香さんは、彼のことが大好きでした。 彼は優しいし大切にしてくれるし、このままの状態でも十分幸せでした。 でも、子どもが欲しい麻由香さんにとって、やはり結婚は重大な問題です。 そして交際開始から10年が経った時、麻由香さんは悟ったのです。 「この時点で結婚する気がないなら、 この先もずっとないだろう」と。 麻由香さんは、大好きな彼と別れる道を選びました。 それから3ヶ月後、麻由香さんはお見合いをしました。 「あっ!」 初対面で運命を感じたそうです。 相手の男性も同じ想いでした。 お見合いから僅か2ヶ月後、二人は結婚式・披露宴をおこない、さらに1年後、待望の赤ちゃんが誕生しました。    ♡ 【2 加奈子さんのケース】 加奈子さん(仮名)と彼は、高校1年生のクラスメイトでした。 2年生の時には別のクラスでしたが、3年生でまた同じクラスになったのを機に、交際が始まりました。 結婚の日を迎えたのは、交際スタートから10年後のこと。 「実は私たち、 これまでに7回も別れているんです」 大喧嘩をして、別れたこともありました。 他の人を好きになったり、お互い違う相手と付き合ったことも、実際にありました。 「でも結局、数ヶ月後には、 なぜか元に戻っているんです」 そしてやっと、この人じゃないとダメなんだと、お互いに気付くことができたようです。 「もう絶対に別れることは、 無いと思います!」 何の不安も迷いもない幸せな笑顔を、二人は見せてくれました。    ♡ 【1 麻由香さんのケース】10年間愛し続けた男性と別れ、その直後に現れた運命の人…。 【2 加奈子さんのケース】10年間どんなことがあっても、ずっと繋がっていた運命の人…。 どんなに回り道をしても、途中横道に逸れたとしても、やはり結ばれるべき人とは、いつかどこかで、ちゃんと巡り逢えるように、できているのかもしれません。  ※本文中の内容は、 事実に基づくフィクションです。続きを読む

噂話から芽生えた恋心?

出逢い

友人から聞いた噂話。 「火のないところに煙は立たぬ」なのか、「根も葉もない噂」なのか… もしあなたなら、その真相を確かめてみますか?  「靖夫クンって、 梨花のこと好きみたいだよ」 梨花さん(仮名)がそう言われたのは、大学3年生の時でした。 靖夫さん(仮名)というのは、同じ大学の友人で、入学当時から仲良くしている友人の一人。 もう2年以上の付き合いになりますが、そんな様子は全く感じられません。 そして梨花さんも、靖夫さんに対して、友達を超えた感情はありませんでした。 「そんなことあるわけないじゃん、 誰がそんなこと言ったの?」 「本人がそう話しているらしいよ」 らしい…か…。 まあきっと無責任な噂話だろう、梨花さんはそう思いました。    ♡ しかしながら、そう言われると、何となく気にはなるもの。 靖夫さんの言動に対して、以前より敏感になってしまいました。 そして、そんな目で見るからか、その言葉は私に気があるからかも…?その行動は私のことが好きだからかも…?そんな風に思えてくるから不思議です。    ♡ では、靖夫さんの本心は、どうだったのでしょうか? 梨花さんのことは、友人としか思っていませんでした。 梨花さんが「やっぱり私のこと好きなのかも?」と感じたのは、気のせいだったことになります。 そして靖夫さんもまた、「梨花はお前のこと好きらしいぞ!」という話を友人から聞いていました。 つまり靖夫さんは、梨花さんが自分のことを好きだと、思っていたわけです。    ♡ お互いに、「相手が自分を好きなのだ」と認識し、「自分は相手を友達としか思っていない」という状態ですから、どちらも何も行動を起こすことなく、当然、何の進展もありませんでした。 しかし今度は、相手が何の行動も起こさないことに、お互いが疑問を持ち始めたのです。 「何で好きなら、 二人だけのデートに誘うとか、 してこないんだろう?」 「何で好きなら好きと、 言って来ないんだろう?」と。 そう考えると、何だかイライラしてしまうのです。 でも、もし告白されたらされたで、自分はどう対応するのだろう。 断るのか? 友達としか思えないと言えるのか? それとも、とりあえず付き合ってみるのか? うーん、だったら、告白されない方が、今のままずっと友達でいられるから、その方が良いのかも。 ああそうか、だから相手もそう考えて、特に何も言って来ないのか? 自問自答を繰り返す毎日でした。 後から振り返れば、この辺りから、お互いに相手を好きになり始めていたと、言えるのかもしれません。 この状態はその後も続き、気がつけばもう4年生になっていました。    ♡ そして迎えた夏休み、やっとチャンスが訪れました。 友人たちと夏祭りに出かけた日のこと、もうそろそろ帰ろうかという時に、二人はみんなとはぐれてしまったのです。 携帯電話は繋がりません。 このあとはメンバーの部屋で、飲み明かす予定になっていました。 人混みの中みんなを探すのは困難だと考え、直接友人の部屋に向かうことにしました。    ♡ 道すがら、「相手の想いを聞いてみようか…」二人ともそんな気持ちになっていました。 「梨花って、俺のこと好きなのか?」言葉にしたのは靖夫さんの方でした。 「何言ってるの? 靖夫クンが私のこと好きなんだよね?」 「エーーーーーーーーッ!?」    ♡ 友人の家に着くと、部屋に明かりが点いていません。 自分たちの方が早かったのかな?そう思ってドアノブを回すと、鍵はかかっていません。 声をかけながら部屋に入って行くと、突然クラッカーが鳴り響き、デコレーションケーキに、キャンドルの火が灯りました。 🎵happy birthday to you happy birthday to you happy birthday dear 梨花 happy birthday to you🎵 そう、その日は梨花さんのお誕生日でした。 「ねえ、どっちかから、 ちゃんと告白できたんでしょう?」 梨花さんと靖夫さんの手に、ケーキナイフが渡されました。 「はい、二人で将来の予行演習。 ケーキ入刀〜!」    ♡ あの日から5年、靖夫さん・梨花さんの手により、本物のウエディングケーキに、ナイフが入れられました。 そして、新郎新婦の生い立ちビデオでは、あの日のお誕生日ケーキ入刀シーンも、しっかりと映し出されました。    ♡ 友人たちの勘違いと、優しいお節介から始まった、新郎新婦の恋愛ストーリー。 もしかしたら、あなたの気付かないところでも、何かが始まっているかもしれません。 乞うご期待…。  ※本文中の内容は、 事実に基づくフィクションです。続きを読む

出逢いは自然を装って…

出逢い

親が薦める結婚相手。 「親が…」というただそこだけに、強い抵抗感を持っている人も、多いのではないでしょうか? しかしながら、「親の目」というのは、結構、的確なものかもしれません。  まどかさん(仮名)は、ある企業の総務課で、事務の仕事に携わっていました。 よく気が利き、物腰も柔らかで、社内だけでなく取引先からも人気があり、いわゆる「お嫁さんにしたい…」という言葉がぴったりの女性でした。 ある日、直属の上司である部長のところへ、来客がありました。 応接室への案内やお茶出しは、まどかさんの大切な仕事の一つです。 その日お越しになったお客様は女性の方で、まどかさんは初対面でした。 会社名を告げて面会を求められたため、個人のお名前はわかりませんが、会社名からすると取引先ではないようです。 部長からは、「5分ほど繋いでおいてくれる?」そのように言われました。 このようなことも、珍しくありません。 まどかさんは5分ほどの間を、その女性客との雑談でつなぎました。 特にいつもと何ら変わりのない、職場での一コマでした。    ♡ それから半年ほどが経ったある日、部長から声がかかりました。 「来週の金曜日、 会食に同席してもらえるかな?」と。 特に別の予定もなかったため、同行することにしました。    ♡ そして迎えた当日。 部長とともに食事会場に到着すると、そこには半年ほど前に来社された女性と、自分と同年代の男性が待っていました。 部長の奥様と息子さんだと紹介されました。 「実は妻の会社で、 当社の商品を扱ってもらうことが決まって…。 契約のことなど君にお願いした方が良いと思って、 同席してもらったんだけど…。 段取りとか説明とか、よろしく頼むよ」と。 ちなみに息子さんは、奥様の会社には全く関係ないとのこと。 「まあ何となく、 ついでに来てもらったというか…」 何とも歯切れの悪い言い方でしたが、特に気にすることもなく、仕事のことも含め話は盛り上がり、楽しい時間を過ごすことができました。 その後、契約手続きも順調に進み、今度はお礼にと、部長の自宅に招かれました。 このようにして、まどかさんは部長のご家族と、すっかり仲良しになりました。 そのうち息子さんと二人だけで、食事やドライブなどにも出かけるように、なっていきました。 そう、ごく自然に、まどかさんと彼は恋人同士になりました。 そして…初めての出逢いからおよそ1年後に、二人は結婚式を挙げました。    ♡ 職場で毎日まどかさんを見ていたお父様は、このような女性がお嫁に来てくれたら、どんなに良いかと思ったそうです。 しかし、パワハラだのセクハラだの、色々と問題になっているこのご時世。 話の持って行きようによっては、大問題に発展しかねません。 また双方が気に入るとも限らず、どちらにも嫌な思いだけはさせたくない、そんな気持ちもありました。 そこでまず、奥様にまどかさんを会わせたのだそうです。 奥様も一目でまどかさんを気に入り、協力してくれることとなりました。 息子さんにもまどかさんにも、その意図は隠したまま、なるべく自然な形で事を進めていったのです。    ♡ まどかさんは… 「うちの息子と会ってみないか?と もしも最初に言われたとしたら、 お断りしていたかもしれません。  だって上司ですから… 色々と考えてしまいます」 「食事会の時、彼が同席していたことに、 ちょっと違和感というか、 何か裏があるのでは?と感じましたが、 後から全てを知った時、 それも部長の思いやりや優しさだったのだと、 とてもありがたく思いました」    ♡ 自分が気に入った部下(特に男性)を、家に連れてくるお父様は結構多いようです。 上司という厳しい目で見て、「この人なら大丈夫!」と思った人なら、信じてみても良いかもしれません。 また息子や娘に合う人は、親の勘でわかるのかもしれません。 それでも、最終的に決めるのは、親ではなく本人です。 ですから、「親の世話にはならない!」と、片意地を張るのではなく、時には自然な流れに身を任せてみるのも、良いのではないでしょうか。 もしかしたらそれが、素敵な出逢いや、幸せな結婚に、繋がるかもしれませんから…。    ♡ 部下と娘の出逢いを、新婦のお母様が計画したケースは、こちらの記事をお読みください。  ※本文中の内容は、  事実に基づくフィクションです。  尚、親が薦める結婚について、  賛成や否定をするものではないことを、  ご理解ください。念のため…。続きを読む

出逢ったのは異国の地

出逢い

運命の人は、あなたのすぐ近くにいるかもしれません。 でも、近くにいたからって、近くで出逢えるとは限りません。 1万キロ以上も移動しなければ、出逢うことができなかったかもしれない、そんな運命もあったりするのです。  裕美さん(仮名)は23歳。小さい頃からお花が大好きで、フラワーコーディネーターの専門学校を経て、お花関係のお仕事に携わっていました。 大好きなお花に囲まれた仕事は、とても楽しく幸せなものでした。 しかし、仕事に慣れるにつれ、もっと深く学びたいと、思うようになっていきました。 そのために、新たな資格を取得しようと考えたのです。 仕事は一旦やめることを決意しました。 仕事を辞めてから学校に通うまで、少し日にちがありました。 長年の夢を叶えるチャンスでした。 裕美さんが抱いていた夢とは、オランダで毎年開催されている、フラワーパレードを、見に行くことだったのです。 裕美さんは意を決して、一人オランダに渡りました。    ♡ せっかく海外に行くのだから… 裕美さんは、オランダ以外の場所でも、観光を楽しみたいと思いました。 そして選んだところはイタリアのナポリ。 オランダからナポリまでは、実に1800キロ。 日本で言ったら、函館から福岡までの距離に匹敵します。 ミラノでもローマでもフィレンツェでもなく、なぜナポリを選んだのか? 理由は特にありませんでした。 ただ何となく、まるで何かに引き寄せられるように…    ♡ 宿泊先はホテルではなく、ユースホステルでした。 ユースホステルは安価というだけでなく、世界各国から旅人たちが集まり、交流の場、情報交換の場ともなるため、人気が高い施設でもあります。 また、その地域ならではの、体験プログラムなども用意され、一人旅の人にとっては、過ごしやすく安心して楽しめる、ありがたい施設とも言えるでしょう。    ♡ 裕美さんはそこに3日間滞在しました。 日本語以外の言葉は、ほとんど話せない裕美さんでも、各国の旅行者たちと友達になれました。 でもやはり日本人というのは、同じ日本人に安心感を覚えるもの。 言葉の通じない海外であれば尚のことです。    ♡ 裕美さんはそこで、一人の日本人男性と出逢いました。 彼は30歳になったのを機に、念願のヨーロッパ一人旅を実行したのです。 彼にとっては初めての海外旅行でした。 そして何と偶然にも、裕美さんと同じ群馬県人だったのです。 話が盛り上がらないわけはありません。 3日間はあっという間に過ぎてしまいました。 そして裕美さんは帰国、彼は次の目的地へと旅立ちました。    ♡ 普通なら旅の良き思い出の一つで、終わったかもしれません。 でも、二人は同じ県内に住む者同士。 せっかく知り合ったのだからと、帰国してからも度々会うようになりました。 最初は友達として。 そしていつしか恋人同士に…。    ♡ 裕美さんと彼は、ナポリのユースホステルで出逢ってから、ちょうど2周年の記念日に、結婚式を挙げました。    ♡ 住まいが近くでありながら、全く接点のなかった二人が、まさか異国の地で出逢うなんて、誰が想像できたでしょう。 二人が旅行先にナポリを選んだのも、そこに確たる目的があったわけでは、ありませんでした。 この旅に出た本当の理由は、念願のヨーロッパ旅行実現でも、憧れのフラワーパレード参加でもなく、二人が出逢うために、必要不可欠だったからかもしれません。 どこにどんな出逢いがあるかわからない。 だからこそ、人生って楽しいのかもしれません。  ※本文中の内容は、  事実に基づくフィクションです。  尚、この記事は、  一人旅を薦めるものでも、  旅先での出逢いを薦めるものでも、  決してありません。  危険に遭遇する可能性も考えられますので、  くれぐれも 慎重な行動をお願いいたします。続きを読む

結婚生活、相手に望むことは?

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幸せいっぱいの新郎新婦。 そんな二人に、あえてお聞きしてみました。 これからの結婚生活で、相手に望むことは何ですか?  やはりそうですか…♂♀特に何もありません。    ♡ 変わらないこと…♂いつまでも若々しくいて欲しい♂いつまでも女の子らしさを持っていて欲しい♂いつまでも可愛い女性でいて欲しい♂妻になっても母になっても、 女性であることを忘れないで欲しい♂太らないでください♀それ以上、太らないように♀洋服のサイズを上げないでください♀太ってお腹がぶよぶよのおじさんには ならないで欲しい   ♡ やっぱり健康が一番♂朝ごはんはきちんと食べましょう♂炭水化物も食べましょう♂ダイエットはほどほどに♂スポーツジムに通ってください♀痩せてください♀タバコはやめて♀お酒は控えて♀休日はゆっくり休んで欲しい♀いつまでも健康でいて欲しい♀飲み過ぎ食べ過ぎには注意しましょう    ♡ 食は大切♂美味しい手料理を期待しています♂料理を作れるようになって欲しい♂野菜たっぷりの手料理をお願いします♂朝ごはんも作って欲しい♂毎日味噌汁を作って欲しい♂嫌いな物は出さないで欲しい♀好き嫌いをなくしましょう♀3食しっかり食べましょう    ♡ 厳しい…♂手抜きはするな♂寝坊はするな♂朝はきちんと起こすこと♂ビールは冷やし忘れるな♂約束はきちんと守ること♂何か問題が生じた時には、 反省し改善すること♀家族をただ見守るだけでなく、 妻の代わりに行動を起こせるような 力強く頼もしい夫になってください    ♡ 不満?♂大雑把♂部屋は散らかすな♀細かすぎる♀うるさい♀イライラしないで    ♡ お願い♂すぐに怒らないでね♂いつまでも素直でいて欲しい♂かかあ天下にはならないで♂休日の早起きはやめて欲しい♂ゴルフやお酒の付き合いを許して♂泊まりや遅い帰宅は仕事のためなので、 信じて理解して欲しい♂邪魔でも、コレクションしている 約1500枚のレコードは絶対捨てないでね♀いつまでも優しくしてね♀亭主関白にはならないで♀いつまでも「名前」で呼んで欲しい    ♡ コミュニケーション能力?♂喧嘩をしてもきちんと話し合う♂人の話を聞いて欲しい♂自分の考えを押し付けないで♂報告・連絡・相談♀疲れていても会話を大切に♀喧嘩をしてもその日に仲直り♀喧嘩をしてもキレないで♀必要なことはもっと喋って欲しい♀違う意見にも耳を傾けて♀何事も、ひと言添えてください♀喧嘩の時、たまには先に謝って♀意見は、はっきり言って欲しい♀事前報告・事後報告    ♡ 思い出づくりも大事♀新婚旅行に連れていって欲しい♀年に一度は旅行に連れて行って欲しい♀歳をとっても二人でデートしたい    ♡ 現実的な人も…♂お小遣いは多目にください    ♡ 協力は必要です♀家事を手伝って欲しい♀育児を手伝って欲しい♀食事の支度は当番制にして欲しい♀休みの日は洗濯や掃除をして欲しい♀週に1度は家事全てをやって欲しい♀出したものは自分でしまってください    ♡ 確かに…♀仕事から帰ってきて、 まず足の匂いを嗅ぐのはやめて♀寝相が悪いのを何とかして欲しい 顔を蹴られて鼻血が出たことも数回    ♡ 妻の本音はやはり…♀浮気はしないでください♀隠し事はしないでください♀嘘だけはつかないでください♀家族を裏切るようなことは、 絶対にしないでください♀家庭を大切にしてください    ♡ そして…♂♀一生そばにいて欲しい♂♀一生よろしくお願いします    ♡ それぞれの人生を歩んできた二人が、ひとつ屋根の下で暮らす…きっと色々なことが起こるでしょう。 いつか、長く結婚生活をされているご夫婦にも、取材してみたいなあと思います。 あなたのお話も、是非、お聞かせください。 続きを読む

計画的、恋愛結婚?

出逢い

自分で決めたはずのことが、実は計画されたことだった。 自分で選んだ人が、実は親に選ばれた人だった。 あなたにはそんな経験、ありませんか?  金曜、夜11時、遊里子さん(仮名)の電話が鳴りました。 またか… 案の定、電話は母親からのものでした。 遊里子さんのお母さんは、バリバリのキャリアウーマン。 そんな母を尊敬し、「私もお母さんみたいになりたい」と、働きながら資格取得の勉強に励んでいました。 そんな遊里子さんですから、金曜日の夜でも家にいることがほとんど。 つまり、恋人がいるわけでもなく、同僚や友人と飲みに行くわけでもない、ということです。 母親もそれをよく知っているからこそ、電話をかけてくるのです。 要件は決まっていました。「遊里子ごめんね。 迎えに来て。お願い」 いちいち呼び出さなくても、バスかタクシーで帰って来ればいいのに… そう思ってはいたものの、結局いつも迎えに行っていました。    ♡ そんなある日、金曜、夜11時ではなく、金曜、夜9時に、電話が鳴りました。 時間は違いましたが、要件は一緒でした。 迎えに来て…と。 しかし、迎えに行くと、「これからカラオケに行くから、 遊里子も一緒に行こうよ〜」そう言われました。 メンバーは、お母さんの同僚や部下たちです。 迎えに行くたびに会っているため、顔くらいは知っていますが、だからと言ってカラオケに同行するほど、親しいわけではありません。 はっきり言って、行きたくありません。 一緒に行く理由もありません。 「一旦帰って、 また迎えにくるの大変でしょ? だったら、一緒に行こうよ〜」無茶苦茶な理由です。 まあでも、お母さんの言う通り、一旦帰ってからまた来るのも面倒くさいし、断るのもみんなに失礼かと思い、仕方なく同行することにしました。    ♡ みんなが気を遣ってくれたこともあり、遊里子さんは一人部外者でありながら、疎外感に包まれることもなく、そこそこ楽しく過ごすことはできました。 しかし、帰りの車の中で、「もう、二度とイヤだからね。 絶対にもう行かないからね。 こんなことするなら、 迎えにも行かないからね!」そう、強く抗議した遊里子さんでした。    ♡ そんなことがあったためか、ここ1ヶ月ほど、金曜の夜でも、お母さんは飲みに行ったりせず、バスで早めに帰宅するようになりました。 遊里子さんも、勉強に集中できるようになりました。 でもそれは、嵐の前の静けさだったのです。    ♡ 「今度の土曜日、 会社の人たちが家に来るから」突然、お母さんが言い出したのです。 ご近所の人や友人が家に来るのは、そう珍しいことではありませんでしたが、会社の人を家に招くことなど、これまで一度もありませんでした。 別に反対する理由はありませんでしたが、「来るのはいいけど、 私は参加しないからね」一応そう念押ししておきました。 しかし… 実際には、そういうわけにもいきませんでした。    ♡ その日をきっかけに、月に1度ほどの頻度で、会社の人たちが訪れるようになりました。 遊里子さんも、だんだんみんなと仲良くなり、お父さんも楽しそうに過ごしていました。    ♡ そんなある日、メンバーの一人から「チケットを貰ったのだけど、 よかったら一緒に行かない?」と、映画に誘われました。 ちょうど観たいと思っていた映画でした。 お母さんの方を見ると、「いいじゃない、 せっかくだから行ってくれば?」そう言われました。 誘ってくれた相手は男性でしたが、お母さんの部下であり、心配なことは何もないだろうと、お誘いを受けることに決めました。    ♡ そして当日。 映画を観て…食事をして… 次の約束まで交わして… 遊里子さんと彼との、お付き合いが始まりました。    ♡ 実は、全てがお母さんの計画通りでした。 振り返れば、金曜夜のお迎えとともに、このストーリーは始まっていたのです。 仕事も優秀で、人柄も良い彼を、上司であるお母さんがとても気に入り、「彼と娘を結婚させたい!」そう思ったのだそうです。 もちろん遊里子さんも彼も、そんなことは全く知りませんでした。 顔見知り程度から始めて、カラオケ、ホームパーティーと、徐々に親しくなっていけば、彼と娘は自然と結ばれるだろう、そうお母さんは考えたのです。 お父さんはそのことを知っていました。 家に招いたのも、お父さんに彼を見て貰うチャンスを、作りたかったという理由もありました。 あの時お父さんが嬉しそうにしていたのは、お父さんもまた、彼のことを気に入ったからだったのです。    ♡ 遊里子さんと彼がこのことを知ったのは、結婚式の3ヶ月前のことでした。    ♡ 「お見合い」のような形を取らなかったのは、お母さんと彼が、上司・部下の関係だったからです。 どちらかが気に入らないという可能性も、無いとは言えないため、その場合、部下に気まずい思いを、させてはいけないという思いやりでした。 自然と二人が恋愛できる環境だけを作り、あとは二人の気持ちに任せるという手法、あなたは、どのように感じましたか? もしかしたらあなたの人生も、あなたを想う誰かの計画に、導かれているかもしれません…。  ※本文中の内容は、  事実に基づくフィクションです。 続きを読む

結婚前の「一番の思い出」2

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前回に引き続き、新郎新婦の恋人時代について、その思い出をご紹介したいと思います。 お付き合いの中で、一番印象に残っていることは、何ですか?  告白の時… ♂交際を申し込む予定だった日のこと。 食事の後、お台場の大観覧車の中で、 告白しようと思っていたが道に迷い、 営業時間中に、間に合わなかった。 告白は、次回に延期となってしまった。 初デートで… ♂初めて食事に誘った時のこと。 財布を忘れ、 逆にご馳走してもらった。 ♂お互いの友人の紹介で、 初めて会う約束をした日のこと。 当日台風が直撃し、中止になった。 もう彼女とは、 二度と会えないんじゃないかと思った。 ♂初めて食事に行った時のこと。 「この店、オッペンって言うんだね」 そう新婦が言うがそんな名前ではない。 よく見ると、入り口の扉に、 「OPEN」の札がかかっていた。 この人大丈夫かな?って思った。 ♂初デートは日光へのドライブ。 しかし、車が故障し、 大遅刻してしまったこと。 ♀ディズニーランドでの初デート。 乗り物酔いをしてしまい、 気分の悪さに耐えるのが必死だった。 その他のことはあまり覚えていない。 両親への挨拶… ♂東京から宮城県まで、 新婦の両親に挨拶に行った後、 熱を出してしまった。 次の日は観光する予定だったが、 旅先のホテルでずっと寝ている羽目に なってしまったこと。 人生で一番緊張したからだと思う。 ♀両親に挨拶に来てくれた時のこと。 とても緊張している顔が、 今まで見たことがない顔だった。 かわいそうに思うぐらいの 緊張ぶりだった。 デートで… ♀彼は出勤日だったが、 会社には営業(外回り)を装い、 ディズニーランドに 連れて行ってくれたこと。 ♂ディズニーランドに行った時のこと。 新郎の舞い上がり方があまりに異常で、 とてもびっくりした。 ♀息子(前夫との子)を連れて、 遠距離恋愛中だった彼に、 会いに行った時のこと。 帰りの新幹線の中で、 寂しそうにしていた息子が、 いきなり「パパ〜」と泣き出し、 慰めるのが大変だった。 いつか本当にパパになってくれる日が、 訪れるといいなあと思った。 体調がすぐれなかった時… ♀風邪をひいて寝込んだ時、 忙しい仕事の合間に、 看病に来てくれたこと。 ♂風邪をひいて寝込んでいたら、 彼女が心配して、大雨の中、 薬と食事を届けてくれたこと。 ♀花火大会に行った夜、  風邪をひいたのか高熱が出てしまい、 朝まで寝ずに看病してくれたこと。 ♀デート中にお腹が痛くなり、 耐えられないほど辛かった。 病院を探し連れて行ってくれたこと。 ドライブで… ♂横浜にドライブに行った時のこと。 道に迷って夜中になってしまった。 泊まるところもなくてビビった。 カッコつけて横浜に誘ったのだが、 実は自分も横浜は初めてだった。 ♀車で旅行に行った時のこと。 楽しい旅行中に、 なんと車が滑って1回転した。 死んだと思った。恐かった。 ♂ドライブに行った時、 「運転している人に悪いから、 助手席では絶対寝ないの」と言い、 新婦が眠そうな目をこすりながら、 一生懸命起きていたこと。 かわいいなあ〜と思った。 でも近頃は、爆睡している。 お誕生日… ♀付き合って最初の誕生日に、 指輪をプレゼントしてくれたこと。 とっても嬉しかった。 ♂二人の誕生日が同じだから、 毎年一緒にお祝いできて嬉しい。 こういうカップルは、 滅多にいないだろうと思うから、 余計に幸せを感じる。 ♀付き合って初めての誕生日に、 仕事から帰ってきたら、 大きな花束と手紙が届いていたこと。 びっくりしたのと嬉しさで、 忘れられない。 それから毎年、誕生日には、 私の大好きな花を贈ってくれた。    ♡ たくさんの思い出を積み重ねて、結婚の日を迎えた新郎新婦。 これから二人で歩んでいく道のりは、これまで二人で歩んだ道のりの、何倍、何十倍にもなることでしょう。 二人のアルバムが、素敵な思い出で、いっぱいになりますように…。    ♡ この内容については、また別の機会に、ご紹介したいと思います。 結婚前の「一番の思い出」1 は、こちらをご覧ください。  ※本文中の内容は、 個人が特定できないよう、 修正を加えています。続きを読む

結婚前の「一番の思い出」1

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恋人同士の思い出、数え切れないほど、いっぱいあることと思います。 どんな些細なことであっても、振り返ればその一つ一つが、心に残る大切な思い出に、なっていることでしょう。 でも、あえて新郎新婦にお聞きしてみました。 お付き合いの中で、一番印象に残っていることは、何ですか?  ♂一日のデートで、 昼はよみうりランド、 夜はディズニーランドと、 2件掛け持ちして遊んだこと。 あの頃は若かったなあと思う。 ♀デートでつくばわんわんランドに、 行った時のこと。 世界一大きな犬、グレートピレニーズに 飛びつかれ、押し倒されたこと。 ヤバい!と、本気で思った。 ♂自分は朝起きるのが早く、 デートの待ち合わせ場所にも、 いつも30分は早く着いていました。 その日は1時間ほど早く着いてしまい、 待ちきれずに家まで迎えに行きました。 そこで、新婦の素顔を見てしまったこと。 ♀ステーキ屋さんに行った時、 ご飯のお代わり3杯食べるのを見て、 かなりびっくりしたこと。 ♂ある日、 「2時間ぐらいで戻ってくる」と、 夕方美容院に出かけた新婦が、 5時間以上たっても帰って来ず、 携帯に電話をしても出ない。 どこの美容院に行ったのかもわからず、 心配になって必死で探し回ったこと。 結局コンビニ前で、 友達と一緒にいるところを発見。 立ち話、幾ら何でも長すぎる。 でも、ホッとしました。 ♀二人で初めて行った初詣で、 おみくじを引いたところ、 新婦は大吉だったが、 新郎は大凶だったこと。 ♂デートには、いつもお弁当やお菓子を、 作ってきてくれたこと。 とても美味しくその度に感激しました。 ♀私に交際の申し込みをするために、 銀座のデパートで指輪を買ってきて、 とてもびっくりしたこと。 その時は単なる食事だと思っていたため、 「リングはいただけません」と、 お断りしてしまいました。 結局、後日受け取りましたが、 かわいそうなことをしてしまったと、 今でも思っています。 ♂初めて新婦の実家に招待された時、 その町に入ったところで電話をかけ、 道順を聞いた。 あと500mほどの距離だったのに、 新婦の説明通りに行ったら、 3㎞も走ったこと。 道の説明、下手すぎ。 ♀初めてのデートの際、 新郎が、池の鯉の口に指を入れ、 そのまま釣り上げようとしたこと。 ♂二人で旅行に出かけると、 いつも雨が降ること。 ♀かなり前から計画し、休みをとり、 遠出をすると、必ず雨が降ること。 ♂デートで日光に行った時のこと。 良いお天気だったにもかかわらず、 中禅寺湖でボートに乗った瞬間、 大雨が降り、ずぶ濡れに。 今ではそれも良き思い出です。 ♀仕事から帰ったら、 いきなり「温泉に行こう!」と言い、 連れて行ってくれたこと。 ♂初めて二人で行った旅行は、 あるアーティストの、 15周年記念イベントでした。 前日まで晴天が続いていたが、 なぜかこの日1日だけ雨。 台風が直撃し、土砂降りの中の、 屋外ライブでした。 新郎は風邪気味だったため、 死にそうなほど辛かったこと。 でも新婦は満喫していたようでした。 ♀ホテルのレストランでの初デート。 そのホテルで結婚式を挙げることができ、 本当に嬉しいです。 ♂デートの際、食事中に、 転勤が決まったことを伝えると、 嫌だと言って別れ話になったこと。 眠れない日が続きました。 ♀彼が初めて作ってくれた料理が焼きそば。 元々好んで食べる方ではなかったけれど、 それ以降大好きになり、 お昼ご飯によく食べるようになりました。 ♂デートの際、新婦の趣味である、 サッカー観戦に付き合うのが、 ものすごく嫌だったこと。 でも、いつの間にか好きになっていた。 ♀初デートで新郎が、 ゲタを履いてきたこと。 衝撃的でした。 ♂初デートでお台場に行った。 二人で観覧車に乗り夜景を見たが、 後からわかったのは、 二人とも高所恐怖症だったこと。 お互い遠慮していたあの頃が、 とても懐かしい。 ♀日光のいろは坂で、カーブの運転が、 とても上手で感動したこと。 ♂付き合ってから、 一度フラれたこと。 2ヶ月後に無事復活しました。 ♀お気にりのバッグを持って デートに行った日の帰り、 雨に降られてしまった。 新郎は気にする私を見て、 自分が濡れるのも構わず、 私とカバンが濡れないよう、 気遣ってくれたこと。    ♡ 次回に続きます。 ※個人が特定できないよう、 話の内容に修正を加えています。続きを読む

交際のきっかけは遠足?

出逢い

男女が交際するきっかけなんて、どこに潜んでいるかわからないものです。 そして、後悔するような出来事も、幸せの始まりだった、ということだってあるものなのです。  千尋さん(仮名)が、これまで一番印象に残っている思い出と言ったら、中学時代の遠足のこと。 行き先は山でした。 千尋さんはソフトボール部のキャプテンで、明るく元気いっぱいの女の子。 そしてお転婆少女でもあり、遠足の日もテンションが高く、木に登ってみたり、わざわざ危ないところを歩いたりと、かなり危ない行動を重ねていました。 そして… 岩の上に乗って写真を撮ろうとしたその時、ツルンと足を滑らせてしまったのです。 あっ! 気がついたのは病院のベットの上でした。 心配そうに覗き込む、担任教師の姿が見えました。 先生の話によれば、あの大きな岩から落ちた瞬間、気を失ってしまったようです。 ここまで救急車で運ばれたとのこと。 「気を失って良かったと思うよ」先生は千尋さんの足を指差し、そう言いました。 「骨折してるから…」 「気を失っていなかったら、 きっと大騒ぎしただろうね」と。 あーあ、せっかくの遠足だったのに、先生にもみんなにも、迷惑かけちゃったな…。 骨折か…ソフト部のみんなにも、当分迷惑をかけることになっちゃうな…。 後悔と、反省と、申し訳なさで、泣きたい気持ちでした。    ♡ 数日後、登校した千尋さんは、仲良しの友人に、「彼にお礼言った方がいいよ」そう言われました。 「彼」とは、クラスの男子で、サッカー部の部長でした。 「何で?」と聞くと、「えっ? あっそうか、覚えていないんだね」そう言って理由を話してくれました。 あの岩から落ちた時、真っ先に駆け寄り、大声で担任を呼んでくれたのが、彼だったのだそうです。 そして救急車を呼んだ場所まで、おぶって運んでくれたのだとか。 えっ…私、あいつにおんぶされちゃったんだ…。 「彼、すっごくかっこ良かったよ。 みんなただ見てるだけだったのに、 彼の行動は本当に素早くて、 さすがサッカー部の部長って感じだった」 ありがたい気持ちよりも、恥ずかしさでいっぱいになりました。 「あの…ありがとう」そう伝えると、「無理すんなよ」彼は千尋さんの方ではなく、窓の外を見ながら、ぶっきらぼうにそう言いました。    ♡ 千尋さんは骨折をしてしまったため、もちろん部活には参加できません。 でも、せめて見るだけでも…と、毎日みんなの練習を見学をしていました。 部活が終わり下校する千尋さんの横には、千尋さんのカバンを持った彼が、毎日一緒でした。    ♡ あれから10年。 花嫁となった千尋さんの隣には、あの時と同じように、彼の姿がありました。    ♡ まだ中学生だった二人。 そんなに若くても、いえ、幼くても、将来の結婚相手を見つけちゃうなんて、本当に凄いなあと感じました。 もちろん、中学時代にこの人と結婚しようと、思ったわけではありません。 でも、いつも一緒にいることが、ごく自然だったのだそうです。 友達から恋人へ、恋人から夫婦へと、年月とともにその形が、自然と変化していっただけ。 お二人はこれからも、順風満帆の人生を、歩んでいかれることでしょう。 そう、きっといつも自然体で…。  ※本文中の内容は、  事実に基づくフィクションです。 続きを読む

結婚披露宴とお酒

ハプニング

お祝いの席に欠かせないのが、「お酒」 披露宴でもお酒によるハプニング、少なくありません。 そう、こんな人たちも…  【1飲まないようにしていたのに…】 その新郎は、お酒がとても弱い方でした。 本人もそれはちゃんと自覚しており、お酌してもらったお酒は、飲むふりをして、足元のバケツに全て捨てていました。 披露宴は滞りなく、和やかに進行していました。 そして、お色直しの後、キャンドルサービスが始まりました。 そしてここで、新郎にとっては予期せぬことが、起こってしまったのです。 「イッキ、イッキ、イッキ」 あるお席で、ビールが用意され、イッキコールが始まったのです。 真面目な性格の新郎、スルーすれば良いものを、一気に飲み干してしまいました。 友人たちからは、盛大な拍手が寄せられました。 そうしたら、次のお席でも、イッキコールが。 そして、そのまた次のお席でも…。 結局ビール3杯を、一気飲みしてしまいました。 お酒の量としては、まあ何とか許容範囲だったようです。 しかし… 各テーブルのキャンドル点火が済み、メインキャンドルの前に立った新郎。 そのお顔を見ると…まるで茹でダコ! 真っ赤になってしまっていたのです。 メインキャンドル点火以降、カメラにおさめられた新郎のお顔は、全て真っ赤っか、という、とても残念なことになってしまいました。    ♡ 【2お酒が大好きで…】 新郎はお酒が大好き。 バケツに捨てるなんて、お酒の神様に申し訳ない! 友人がお酌に来るたびに、飲み干していました。 しかし、緊張も加わってか、いつもより酔いが早い。 そして、お召し替えへの退席に…。 凛々しいお姿を見せるべきシーンで、まさかの千鳥足。 一緒に退席したお母様を、まるで杖がわりのようにして、なんとか会場を出たものの、そこでしゃがみこんでしまいました。 急遽用意されたのは車椅子。 お着替え場所まで、車椅子で運ばれていきました。 少しお休みになり、何とか再入場できましたが、虚ろな瞳で披露宴を過ごすことに、なってしまいました。 謝辞までには、何とか酔いが覚めたものの、お開き後にお話しを伺ったところ、「披露宴の記憶が全くない」と。    ♡ お祝いの席だし、せっかくお酌してくれたのに、飲まないのは申し訳ない…そう思って飲んでしまう人、結構いるものです。 そして【1】のように、高砂席にいる時には、足元のバケツを利用できますが、キャンドルサービス時には、お客様のお席にバケツは無いため、注いでもらったお酒を、捨てる場所がありません。 スルーするか飲むかの、どちらかしかないのです。 実はこのように、イッキコールがかかってしまうこと、珍しくありません。 キャンドルサービス時だけでなく、余興などでも起こります。 お酒のことって、一体どうすれば良いのでしょうか?    ♡ お酒のことは、本当に判断が難しいものです。 でも、まず言えることは、飲めない人は、飲んではいけないということです。 第一に危険です。 急性アルコール中毒で、救急搬送されたケースも聞いています。 私の場合は、打ち合わせの際に必ず確認し、飲めない人の場合は、あらかじめ出席者にその旨を、お伝えするようにしています。 お酒が飲めない人、そして、お酒が弱い人も、必ず司会者に相談してください。 司会者から出席者に伝えて貰えば、角が立たずに済みますし、出席者の理解も得られることでしょう。    ♡ 【2】の場合には、大変申し訳ありませんが、ご自身の責任です。 誰にも、どうすることもできません。 普段お酒が強い人でも、飲み会の場ではないことを、忘れないでください。 披露宴の後に2次会がある場合には、かなりお辛いことになるかもしれません。 翌日から新婚旅行にお出かけの場合は、二日酔いによる体調不良も心配です。 そして、新郎新婦は主役でありながら、お客様をおもてなしする側です。 もてなす方が、グデングデンに酔っ払っていたら、出席者に対し失礼があるかもしれません。 勢いで無茶なことはせず、新郎新婦であるということ、一生に一度の大切な日であるということを、忘れずにいて欲しいと思います。  ※本文中の内容は、  事実に基づくフィクションです。 続きを読む