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プロフィール紹介・学歴編3

Q&A

結婚披露宴のプロフィール紹介は、限られた時間の中で、素敵な新郎新婦を、より素敵に紹介することが、一番の目的です。 そのために、・どこを・どこまで・どのように紹介するかが、重要なポイントとなります。 中でも「学歴」を、ほどよく紹介するのは、簡単なようで難しいものです。 前回に引き続き、よくあるご質問にお答えいたします。今回は【学歴編 Part3】Q.自分は高卒、相手は大学卒なので、 コンプレックスを感じています。 学歴は言いたくないのですが、 どうしたら良いですか? Answer学歴の差については、気にする人、気にしない人、両極端です。 気にする人にとっては、かなり深刻な問題となります。 「コンプレックス」や「プライド」に関するお悩みは、根がとても深いものです。 新郎より新婦の方が高学歴の場合、特にその傾向が強いように思われます。 また、本人は全く気にならない場合でも、相手(新郎または新婦)や、両親・親族の想いも考慮する必要があるため、ふさわしい解決方法が見つけにくいのです。 とは言っても、方法は2つしかありません。 1、気にせず、ありのまま紹介する2、学歴は、紹介の中から全て外す  (→職歴から紹介する) ただし、2、は1つだけ問題があります。 新郎「学歴は紹介したくない」新婦「どうしても自分の学歴は紹介したい」 このように、二人の意見が異なる場合です。 一方だけを紹介するとなると、バランス的におかしい…と言うより、なぜ新郎側だけ紹介しないんだろう?と、出席者が疑問に感じる可能性があります。 それでも良いと言う場合には、新婦だけ学歴を紹介するのも、有りだとは思います。 もし折り合いがつかない場合には…? 喧嘩が始まります。 いや、冗談ではないんです。あまり大きな声では言えませんが、言い争いになってしまうことも珍しくない。本当です…。 そこで!〈私のオススメ解決法〉・プロフィール紹介の際には、 新郎新婦共に、学歴は紹介しない。・違うシーンでとり入れる。 つまり、プロフィール紹介という場面で、伝えることができなかった部分は、どこか他のシーンで補うということです。 この場合であれば、新婦側の大学名や大学時代の話を、例えばお色直し退席シーンなどで、さりげなく紹介する手段です。 組み込める場所は色々と考えられます。 花束贈呈時の、ご両親へのお手紙に、エピソードの一つとして、加えることもできるかもしれません。 何れにしても、 お互いに張り合うのではなく、相手に寄り添う気持ちが、大切であり、必要なのだと、私は思います。 くれぐれも、喧嘩になりませぬよう、平和的解決をお祈りしています。   ♡ 3回に渡り、「学歴」のご紹介について書いてみました。 【学歴編1】は、こちら学校名や、入学・卒業年などは、全てきちんと紹介した方が良いのですか? 【学歴編2】は、こちら学歴に「中退」や「浪人」などがある場合、どのように紹介すべきですか?    ♡ プロフィール紹介に関しては、ご質問・お悩みが多いため、また、どこかで書いてみたいと思います。 次は【職歴編】を予定しています。 尚、本文に記載いたしました内容は、私個人の意見でありますことを、ご理解・ご了承くださいませ。続きを読む

プロフィール紹介・学歴編1

Q&A

披露宴で必ずおこなわれるのが、新郎新婦のプロフィール紹介です。 ご披露宴の開会直後、もしくは、開会→ウエルカムスピーチの次におこなわれるのが、一般的です。 司会者からの紹介が多いようですが、ご出席者にご紹介いただくケースや、VTRを使用する場合もあります。 中には、ご自分たちでおこなう新郎新婦も…。 また、ご媒酌人を立てる場合には、ご媒酌人にご紹介いただきます。 このように、スタイルは様々ですが、主役のお二人を紹介しないということは、まず、ないでしょう。 それだけに、その内容に頭を悩ませている人も、多いのが事実です。 その中から、よくあるご質問に、お答えしていきたいと思います。 今回は【学歴編 Part1】 Q.学校名や、入学・卒業年などは、   全てきちんと紹介した方が良いのですか?Answer結論から申しますと、「あなたが聞いて欲しい部分」「お客様が興味を抱くであろう部分」だけで良いと思います。 仮に私が、K幼稚舎出身だとしたら、「言いたい!」って思います。 でも、実際には近所の幼稚園でしたので、あえて言う必要もないと判断します。小学校・中学校も、同様です。ごくフツーの公立学校ですから、特に言うまでもありません。 高校名や大学名については、「知って欲しい人」「知られたくない人」がいます。知って欲しい場合には紹介し、知られたくない場合には、「高校(大学)を卒業後…」で、全く問題ありません。 入学年月・卒業年月については、細かく丁寧に紹介しても、お客様はあまり聞いていないものです。 現在、国内ではほぼ、卒業は3月・入学は4月であるため、◯◯年3月◯◯中学校卒業◯◯年4月◯◯高等学校入学◯◯年3月◯◯高等学校卒業◯◯年4月◯◯大学入学◯◯年3月◯◯大学卒業このように全部紹介すると、ちょっと重たい感じがします。 ですから、重要なところだけ、もしくは、最終学歴のところだけで十分だと、私は思います。 限られた時間の中ですので、必要ないところを省くことも重要です。 また、たくさんの事を詰め込み過ぎてしまうと、一番聞いて欲しい事、肝心な話が、伝わりにくくなってしまいます。 就職活動などで提出する、「履歴書」ではありませんので、シンプルな方が良いのではないでしょうか。   ♡ 次回は【学歴編Part2】「中退」や「浪人」などがある場合、  どのように紹介すべきですか?というご質問について、お答えいたします。 尚、本文に記載いたしました内容は、私個人の意見でありますことを、ご理解・ご了承くださいませ。続きを読む