世の中には間違いって、
よくあることです。
しかし、
間違えられる側からすると、
あまり気持ちの良いものでは、
ないことでしょう。
ましてそれが、
結婚式の日だったとしたら…
もしあなたなら、
どのように感じるでしょうか?
例1 名前を間違えられた
名前に関しての間違いは、
2パターンあります。
1つ目は読み間違いです。
例えば「幸子」さん。
「さちこ」さんなのか、
「ゆきこ」さんなのか、
字を見ただけではわかりません。
よくスピーチをする際に、
席次表を見ながら話す人がいます。
新郎新婦の名前を間違えないよう、
確認するためだと思われます。
しかし当然のことながら、
フリガナはありません。
頭ではちゃんとわかっていても、
特に緊張をしている場面では、
つい間違えてしまうこともあります。
マイクを通して、
「何だっけ?」と、
助けを求める人がいますが、
あまり良い方法だとは思いません。
♡
私には、
こんな経験があります。
苗字ですが、
「東海林」さん、
という方がいました。
この方の場合、
「とうかいりん」さんが、
正しい読み方でした。
ご紹介の際、
出席者の一人が飛んで来ました。
「しょうじって読むんだよ。
そんなこともわからないのか?」
そうお叱りを受けてしまいました。
苗字でもう1つ。
「浅見」さんという方がいました。
「あざみ」さんと読みます。
後で出席者の一人に、
「あんた訛ってるなあ、
どこの生まれ?
さっきあんた、
あさみをあざみって言ったよな」と。
♡
お名前の間違い2つ目は、
そもそも名前を、
間違って認識しているケースです。
読み間違えなら、
ダメにしても理解はできます。
しかし、
どう間違ってもそうは読めない、
そういうケースもあるのです。
つまり、
「幸子さん」を「真由美さん」と、
言ってしまうようなケースです。
その「真由美さん」は、
一体どこから出てくるのでしょう。
例えば新婦の名前を、
お母様・お姉様・妹様の名前と、
間違って認識していることもあります。
両親知人やご親族に多いパターンです。
これはまだセーフかもしれません。
新郎・新婦の名前を、
元恋人の名前と間違えるケースも。
あってはならない間違いです。
全く関係ない人の名前が出て、
新郎新婦も出席者も、
全員「ん?」となってしまうという、
とても不可解なこともあります。
何れにしても、
間違えられた方にしてみれば、
あまり良い気持ちはしないものです。
新郎新婦の名前に関しては、
あっ!
っと疑問や不安を持った際には、
あやふやな読み方をせず、
「新郎」「新婦」と呼ぶことで、
間違いを防ぐことができます。
例2 間違えられる
ある新郎は53歳・初婚でした。
長年の夢がついに叶い、
念願の結婚式がおこなわれました。
ところが、
美容室で間違えられ、
写真室で間違えられ、
会場係にまで間違えられたのです。
何度もこう呼ばれました。
「お父様」と…。
確かに53歳ならば、
結婚式を迎える子どもがいても、
おかしくはありません。
しかし、
オーダーシートには、
年齢も記入されているはずです。
待ちに待った結婚式にも関わらず、
とても気分を害されたようでした。
また他の宴席では、
お父様が間違えられたケースもありました。
「お祖父様」と何度も間違えられ、
かなりお怒りのご様子でした。
♡
間違い…
場合によっては、
大問題に発展する可能性もあります。
結婚式・披露宴の席では、
最も気をつけたいことの一つです。
※私個人の意見でありますこと、
ご理解ご了承ください。