結婚披露宴の司会を、
ご友人などにお願いしようとお考えの方、
結構多いことと思います。
最近は、ご親族とご友人だけの、
小規模な披露宴も人気となっているため、
出席者に司会を頼むケースも、
増えているようです。
「とても良かった」
「こんなはずじゃなかった」
その感想は両極端。
理由も様々です。
新郎新婦も、引き受ける方も、
気付かないこと、わからないこと、
色々とあるでしょう。
その中から、今回は、
司会者の、
持ち込み・持ち込み料について、
お話してみたいと思います。
あなたなら、
この事実を、
どのように受けとめますか?
まず、
新郎新婦にお尋ねしたいのです。
どうして友人知人に、
司会を頼もうと思ったのですか?
1.友人知人の中に、
プロ司会者がいるから
2.友人知人の中に、
話し上手な人がいるから
3.友人知人の方が、
自分たちのことをよく知っているから
4.友人知人の方から、
やってあげると言われたから
5.経費削減
ほとんどの理由が、
上記5つのうちの、
どれかに当てはまることでしょう。
それを踏まえて、
お話を進めていきたいと思います。
【持ち込み・持ち込み料】
持ち込み・持ち込み料の、
観点や設定は、
会場によって異なります。
以下のパターンがあります。
この他、
ごく稀ではありますが、
プロならOKというケースもあります。
言うまでも無く、
Eの場合は、持ち込み不可なので、
ホテルや結婚式場に、
司会を依頼するしかありません。
Aは、
「持ち込み 可」
「持ち込み料 無し」なので、
特に問題ないでしょう。
Cは、
「出席の場合、持ち込み 可」と、
司会者の出席を条件としていますので、
料理・引き出物などの費用が、
発生するということになります。
それでもよろしければ、
特に問題はないでしょう。
BとDは、
注意が必要です。
「持ち込み 可」あるいは、
「出席なら持ち込み 可」ですが、
「持ち込み料 有」だからです。
特に友人知人に司会をお願いする理由を、
「経費削減」と答えた人は要注意です。
Dが一番高額になる可能性があります。
つまり、
(料理・引き出物代など)
+(司会者へのお礼)
+(持ち込み料)となるからです。
プロではない友人知人へのお礼は、
司会料として3万円程度が相場です。
その方からご祝儀をいただいた場合には、
その金額も上乗せします。
♡
司会者の持ち込み料については、
クレーゾーンのところが多いので、
(人によって対応が異なる場合があるので)、
相場はわかりません。すみません。
しかし、
場所によっては、
その式場に司会をお願いする金額と同額だった、
という驚きの声も届いています。
東京都内のホテルなら、
8万円から10万円、
といったところでしょうか。
そう考えると、
かなりのお値段に、
なってしまう可能性があります。
♡
私は、親友の結婚披露宴で、
司会をすることができませんでした。
残念ながら、
持ち込み100%不可だったのです。
しかし、
ある一流企業の重役からご依頼があり、
お嬢様の披露宴で司会をした際には、
同じ会場だったにも関わらず、
すんなりと持ち込み許可がおりました。
持ち込み料も全く無しです。
ここは誰もが知っているような、
有名な結婚式場でした。
このように、
人によって対応が変わるような会場も、
無いとは言えないのです。
♡
友達に頼めばいいや…と、
簡単にお考えの方も多いと思います。
友人知人に司会をお願いする予定の方は、
式場が決まった時点で、
・持ち込みはできるのか?
・持ち込みに条件はあるのか?
・持ち込み料はいくらかかるのか?
この3点を、必ず確認してください。
見積もりにはなかったのに、
後から請求されて、
トラブルになったというケースもあります。
これは司会に限ったことではありません。
どのようなことでも先に確認することが、
大切ですし安心です。
次回は、
持ち込み司会者について、
お金以外のことに、
踏み込んでみたいと思います。
※本文中にもあるように、
会場によって大きな違いがありますこと、
ご理解ご了承ください。