一つの会社で、定年まで勤め上げる…
そういう人ばかりではありません。
いやむしろ、
そうでない人の方が、
多くなったような気もします。
また、フリーターも増えるなど、
働き方にも変化が見られる昨今です。
普段全く気にならないことでも、
いざ結婚披露宴で紹介するとなると、
悩みが生じるものでもあります。
今回は、職歴紹介について、
考えてみたいと思います。
Q. 30歳男性なのですが、
就職しても長続きしません。
現在4社目なのですが、
途中、間を空けず4社ではなく、
無職の期間も、
アルバイトの期間もあります。
このような場合、
どう紹介したら良いのでしょうか?
Answer.
ヘッドハンティングの場合は別として、
働きながら密かに就職活動を行うのは、
なかなか難しいもの。
退職してから職を探すのであれば、
当然、無職の期間も存在するわけです。
長い間、次が決まらなければ、
アルバイトで生活をつなぐことにも、
なるでしょう。
この男性は4社ですが、
もっと多い人も、
珍しくありません。
また、
自分の都合ではなく、
会社の都合で転職を余儀なくされる、
そういうケースも多いものです。
しかし、転職の理由も含め、
それら全てを正直に紹介する必要は、
勿論ありません。
「どこまで紹介するか?」は、
「どこまで言いたいか?」によります。
ただ、
よほど言いたい、
よほどプラスの事情がある、
という場合を除き、
結婚披露宴の場では、
「長続きしない」という印象には、
ならない方が良いのではないでしょうか。
それを踏まえて、この方の場合…
1、無職とアルバイトは加えない。
2、過去はさらっと紹介する。
もしくは、
過去は省き現在のみ紹介する。
3、入社年月日や
退社年月日は入れない。
2の「過去はさらっと」とは?
★会社名で紹介する
→A社・B社・C社を経て…
(社名は全て紹介)
→◯社を経て…
(初めて就職した会社のみ)
(思い入れが強かった会社のみ)
★職種や仕事内容で紹介する
→◯◯の仕事を経験した後…など
尚、出席者の中に、
元勤務先の上司や同僚がいる場合には、
その会社名は出した方が、
良いのではないかと思います。
♡
このご質問の男性は、
「長続きしない」と言う理由で、
転職を繰り返していますが、
それ以外の理由で職を変える人も、
多くいることと思います。
それが、
強い意志によるものや、
夢の実現のためであったなら、
あなたの人柄を知って貰うために、
とても有効です。
ぜひ紹介してください。
♡
プロフィール紹介の目的は、
あなたを知って貰うこと。
そして、
特に相手側のご両親やご親族に、
安心していただける内容が理想です。
また同じ内容でも、
表現の仕方一つで、
印象も大きく異なります。
あなたのプラス面がより輝く、
素敵ご紹介になりますように…。
♡
次回は、
「職種」についての質問を、
取り上げてみたいと思います。
♡
「学歴」については、
こちらをご覧ください。
※本文の内容は私個人の意見であり、
それぞれのケースによって
紹介方法は異なる可能性があることを、
ご理解・ご了承ください。
また、
転職を否定するものではありませんので、
誤解なきようお願いいたします。