結婚披露宴で必ずおこなわれる
プロフィール紹介。
新郎新婦を知っていただくために、
とても大切なものであり、
お悩みもたくさん寄せられます。
前回に引き続き、
よくあるご質問に、
お答えしたいと思います。
今回は【学歴編 Part2】
Q.学歴に「中退」や「浪人」などがある場合、
どのように紹介すべきですか?
Answer
色々な意味で、
お気になさる方が多い事案です。
特に「中退」に関しては、
「途中でやめる」というイメージから、
「結婚披露宴の場にはふさわしくない」
という印象をお持ちの方もいらっしゃいます。
気になるようでしたら、
「◯◯中退」を
「◯◯入学(進学)」又は「◯◯を経て」
とされるのが良いのではないかと思います。
浪人は「卒業年」「入学年」を言わなければ、
誰にもわかりませんので、
特に触れなくても全く問題ありません。
一方、
「特別な理由」があり、あえて紹介したい場合も、
勿論あることと思います。
例えば…
「本格的な音楽の勉強をするため、
大学中退を決意し、海外に渡った」
「自分のやるべき事を見つけるため、
1年間浪人して、
様々な仕事を実際に体験してみた上で、
進学する大学を決めた」など。
このように、中退や浪人したことに、
強い想いや意思などがある場合には、
あなたのお人柄をわかっていただく上でも、
紹介した方が良いかもしれません。
ただし、上記のように、
「中退」「浪人」という、
ストレートな言葉ではなく、
別の表現方法を用いることにより、
その印象もよりアップすることでしょう。
高校を中退された新郎に、
「◯◯高等学校を、
2年生の時に、
優秀な成績でご卒業された…」
そう紹介して欲しいと言われたことがあります。
「絶対にウケると思うんです!」と。
ですが結局は、新婦の猛烈な反対により、
「◯◯高等学校を経て◯◯会社にご入社…」
と、ご紹介することとなりました。
ウケ狙い…
ご友人だけの集まりなら、
それも良いかもしれません。
しかしながら、
上司や親族も出席されている場合には、
慎重な判断が必要です。
相手(新郎または新婦)や、
ご両親への配慮もお忘れなく。
付け加えると、
「中退」を「卒業」と偽るなど、
ウソはつかない方が賢明です。
その後のスピーチ内容と辻褄が合わない…
そんな心配があるからです。
事実は変えずに、
あなたにふさわしい表現方法・紹介方法を、
探してみてください。
♡
次回は【学歴編Part3】
自分は高卒、相手は大学卒なので、
コンプレックスを感じています。
学歴は言いたくないのですが、
どうしたら良いですか?
というご質問について、お答えいたします。
♡
【学歴編Part1】は、こちら
学校名や、入学・卒業年などは、
全てきちんと紹介した方が良いのですか?
尚、本文に記載いたしました内容は、
私個人の意見でありますことを、
ご理解・ご了承くださいませ。