披露宴で必ずおこなわれるのが、
新郎新婦のプロフィール紹介です。
ご披露宴の開会直後、
もしくは、
開会→ウエルカムスピーチの次に
おこなわれるのが、一般的です。
司会者からの紹介が多いようですが、
ご出席者にご紹介いただくケースや、
VTRを使用する場合もあります。
中には、
ご自分たちでおこなう新郎新婦も…。
また、ご媒酌人を立てる場合には、
ご媒酌人にご紹介いただきます。
このように、
スタイルは様々ですが、
主役のお二人を紹介しないということは、
まず、ないでしょう。
それだけに、
その内容に頭を悩ませている人も、
多いのが事実です。
その中から、
よくあるご質問に、
お答えしていきたいと思います。
今回は【学歴編 Part1】
Q.学校名や、入学・卒業年などは、
全てきちんと紹介した方が良いのですか?
Answer
結論から申しますと、
「あなたが聞いて欲しい部分」
「お客様が興味を抱くであろう部分」
だけで良いと思います。
仮に私が、K幼稚舎出身だとしたら、
「言いたい!」って思います。
でも、実際には近所の幼稚園でしたので、
あえて言う必要もないと判断します。
小学校・中学校も、同様です。
ごくフツーの公立学校ですから、
特に言うまでもありません。
高校名や大学名については、
「知って欲しい人」
「知られたくない人」がいます。
知って欲しい場合には紹介し、
知られたくない場合には、
「高校(大学)を卒業後…」で、
全く問題ありません。
入学年月・卒業年月については、
細かく丁寧に紹介しても、
お客様はあまり聞いていないものです。
現在、国内ではほぼ、
卒業は3月・入学は4月であるため、
◯◯年3月◯◯中学校卒業
◯◯年4月◯◯高等学校入学
◯◯年3月◯◯高等学校卒業
◯◯年4月◯◯大学入学
◯◯年3月◯◯大学卒業
このように全部紹介すると、
ちょっと重たい感じがします。
ですから、
重要なところだけ、
もしくは、
最終学歴のところだけで十分だと、
私は思います。
限られた時間の中ですので、
必要ないところを省くことも重要です。
また、
たくさんの事を詰め込み過ぎてしまうと、
一番聞いて欲しい事、肝心な話が、
伝わりにくくなってしまいます。
就職活動などで提出する、
「履歴書」ではありませんので、
シンプルな方が良いのではないでしょうか。
♡
次回は【学歴編Part2】
「中退」や「浪人」などがある場合、
どのように紹介すべきですか?
というご質問について、お答えいたします。
尚、本文に記載いたしました内容は、
私個人の意見でありますことを、
ご理解・ご了承くださいませ。